結論から言うと、7万4,800円のウォークマンです。
ソニーが12月7日に発売する予定の『NW-ZX1』は、そのお値段に目を奪われがちですが、徹底的に高音質にこだわりまくったハイエンド製品のウォークマン。
10月発売の新ウォークマンFシリーズとともに、CDの3〜6倍の情報量を持つハイレゾ音源(ハイレゾリューション・オーディオ)に対応した新たなミュージックプレイヤーです。
ハイレゾ音源についてよくわからない人は、とりあえずテレビで言うハイビジョンみたいなモノだと思ってちょうだい。
さて、今回の記事ではこの『NW-ZX1』にみんなが思わずツッコミたくなるであろう部分をチェックしてみますよ。
コスト高そうなアルミフレームは何のため?
コストは高くなりますが、徹底した低ノイズのために高剛性フレームが必要なのですよ~。無駄な振動を防いだり、音質への外部からの悪影響(外乱)を防ぐ効果が期待できます。
全ては最高音質のため!
ちなみにオーディオマニアがよくコダワる電源についても大幅に強化されて音質に貢献しているのだそうですよ。
下部のでっぱりは何?
このでっぱりは、高音質コンデンサー「OS-CON」など、フルデジタルアンプ「S-Master HX」による高音質を実現するための部品をおさめたアンプブロックのようですね。
また、この部分に厚みが確保できたことで直径3.5mmのステレオミニジャックを円筒形の真ちゅう切削パーツでガッチリ固定し、不要な振動を防いでいる模様。
Android端末とはいっても、エクスペリアなどのスマホとは全く別のアプローチで作られたガジェットです。
iPod touchにはカメラがついてるのに...
オーディオプレイヤーにカメラが必要かどうかはともかく、確かにAndroid端末としてはカメラがあってもよさそうな気がしますね。
ふと思ったのですが、同じくソニーからもうすぐ発売されるレンズスタイルカメラ『DSC-QXシリーズ』(過去記事参照)と合体させることができれば、サウンド・ビジュアルともに最強端末を誕生させることもできるかも...
対応しているのか現時点で不明なので「あくまで妄想」ですよ〜。
高級オーディオ路線のお値段だけに、気軽に手を出せるアイテムではないのですが、作り込みの結果としての7万4,800円であることはハッキリとわかりました。レンズスタイルカメラやヘッドマウントディスプレイなど、最近のソニーはワクワクさせてくれる製品が多くて嬉しくなっちゃいますね。
冬のボーナスを丸々ソニー製品に使っちゃいそう...なんて人もいるんじゃないかな?
ソニーには物欲をかきたてられっぱなしです:
・ソニーのスマホ合体レンズカメラ『DSC-QXシリーズ』の詳細スペックがコレだ!
ウォークマン ZX1 [ソニー]
(ワタナベダイスケ)
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