えーっと、日本の人口って確か...
悪意あるスマホアプリを作成し、個人情報を「6億件」以上集めた出会い系サイトの運営、及びIT関連会社幹部ら6名が逮捕されました。京都新聞が報じています。
この悪意あるアプリは、名目上は「電池長持ち」や「電波改善」といった便利なものを装ってしました。しかし、実際にはインストールしてもそれらの機能はなく、個人情報を外部に流されるだけだったということです。
まあこれだけでしたら似たような事件が過去にもあったのですが(参考1、参考2)、この事件で驚いたのが集めた個人情報の件数です。
ググってみたところ、今の日本の人口は127,817,277 人(1億2781万7277人)とのこと。
それに対して、今回集まった個人情報の件数が、京都新聞によると6億5千万件とも見られているそうです。
えーっと、これは一体どういう...。日本には5億人ぐらいの隠し子がいたのでしょうか。
この「個人情報」の単位がメールアドレスだとして、個人用アカウントと企業用アカウントといった複数アカウント持ちを全部入れたとしてもそこまでいくとは思えません。それに、1億2千万人全員がメールアドレスを持っているわけでもありませんし。
これは相当の数のダブり、またはすでに使われていないメールアドレスも含まれているのでしょうか。もしくは、海外からのダウンロードが多数あった、という可能性もありますね。
集めたメールアドレスはスパムメールの送信に使われていたとのことですが、一体一日に何通メール送信していたのでしょう。1アドレス1通だとしても、サーバーがパンクしそうですが...。
もともと不正アプリやスパムメール業界は謎だなあと思っていたのですが、より謎の深まった一件でした。
不正アプリから身を守ろう!:
個人情報、6億件超流出か 不正アプリでスマホから抜き取り[京都新聞]
(コンタケ)
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