そこは「見える化」しないでおくれよ...
全iOS7ユーザーが気をつけるべきセキュリティ面での注意事項をiPhone情報サイト『アップス!』さんが伝えてくれています。記事「超危険!パスコードを設定していないとsafariに保存されているパスワードが丸見えだぞ」によると、どうやらiOS7版Safariブラウザの新機能「パスワードと自動入力」から端末に保存されたIDとパスワードや、クレジットカード番号が全て見えてしまうのだそう。
保存されたパスワード、カード情報の確認方法
問題の「パスワードと自動入力」は、「設定」→「Safari」にあります。そこでは確かにパスワードとクレジットカードの情報にアクセスできるようになっていますね。
筆者個人的には、携帯端末からWebサイトへの自動ログインをしたりクレジットカード情報の登録を極力避けているのですが、試しに手持ちのYahoo! JAPANのIDとパスワードを保存してみたところ、上の画像のように確かに丸見えになってしまいました。
クレジットカード情報も見えるだけでなく自由に変更したりできてしまうんですね。なにこれ怖すぎる。
これらの設定項目「保存されたパスワード」および「保存されたクレジットカード」はパスコード(4ケタの暗証番号)を登録してあればパスコード入力をしないと入れないようになっていますが、パスコードなしの端末では見放題です。
万が一iPhoneを紛失したらと思うとシャレになりません。
情報を守るための2つの対策方法
1:パスコード設定
ひとつめは今回の件以外にもiPhoneの情報を守るには必須のパスコードをキチンと設定することです。パスコードは「設定」→「一般」→「パスコードロック」で設定可能。ある程度のタイミングで変更するクセをつければよりセキュリティ強度が高まります。
2:秘密情報をそもそも保存しない
もうひとつが「ユーザー名とパスワード」「クレジットカード」の保存をオフにしてしまう方法。盗られたくない情報は始めから保存しないという作戦です。ただし、毎回ウェブサービスにログインする際にはIDとパスワードの入力が必要になります。
iOS7では使い始める際(あるいはアップデート直後)にパスコードの設定を求める画面が出てくるので、最初に設定しておけばある程度は安心なのですが、パスコード設定をしていないユーザーもかなり多いと聞きます。
アップス!さんの元記事では画像付きで詳細な解説がなされていますので、気になるiOS7ユーザーはぜひご一読くださいね。
iOS7の攻略法いろいろ:
・「iOS7」が重い? バッテリー減るの早い? この方法で解決するかも【やり方】 #iOS7 #iPhone5s
【iOS7】超危険!パスコードを設定していないとsafariに保存されているパスワードが丸見えだぞ [アップス!]
(ワタナベダイスケ)