アップルファンの聖地巡礼コースってところでしょうか。
スティーブ・ジョブズがウォズとともに自宅ガレージで最初のコンピューターを作り出したことは伝記などで広く世に知られていますが、その旧ジョブズ邸がどうやら史跡として保護されることになりそう。
CNNが伝えたところによれば、地元のロス・アルトス歴史委員会が旧ジョブズ邸を『歴史的資産』として評価。これによって同家は永久に保護されることになるとのことです。
この歴史的評価に至った理由としては、
「スティーブ・ジョブズは6つの産業(パソコン、アニメ映画、音楽、携帯電話、タブレット・コンピューティングおよびディジタル出版)を劇的に変革した。彼の影響は次の数世代にわたって感じられると予想できる」
とされており、改めてジョブズの功績の大きさを感じさせられます。
また、このガレージで誕生した最初のアップル製コンピューター『アップルI』も現在ではオークションで23万ドルもの値がつくなどマニアにとって垂涎のアイテムとなっており、後のコンピューター史に多大な影響を与えたことで知られていますね。
ありふれた建物ながら、ジョブズ、そしてコンピューターの歴史の出発点として後世に残されるというのもなかなか感慨深いものがあります。
そのうち「ジョブズ学」なんて学問になったりして:
・美化しすぎ? 子供向けジョブズ漫画で ウォズもゲイツもキラ☆キラに[画像あり]
・いけ好かない子供ジョブズがそれっぽい! 漫画『スティーブ・ジョブス』読んでみた
Steve Jobs' childhood home may become historical site [CNN.com]
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(ワタナベダイスケ)