思わず涙腺のダムが決壊です。

グーグル・ストリートビューでロサンゼルスの風景を見ていた女性が、ふと寂しそうに路上で佇む犬の姿に気付いたことから始まるお話。心配になった彼女、ジェニファーさんが現地へ行ってみると、ストリートビューで見たのと同じくじっと座っている犬が確かにそこにいた...。

後に「ソーニャ（Sonya）」と名付けられることになるこの捨て犬とジェニファーさんが出会い、そして半年もの交流を経て保護されるまでの一部始終を4分半ほどにまとめた動画がYouTubeにアップされて話題となっています。

動画を観れない環境や忙しい方のために、要点を画像でいくつかピックアップしてご紹介しましょう。
　

ストリートビューに写っている捨て犬のソーニャ。毛もボサボサ伸び放題ですし、確かに寂しげな印象も受けます。しかし、これを見て心配になって現地へ赴いたジェニファーさんの動物愛と行動力には頭が下がります。

地元の商店主によると「もうかれこれ10年はここにいるんじゃないの」という話。いなくなった元飼い主を待ち続けているのでしょうか。

その後6ヶ月にわたって餌をあげたりしていたジェニファーさん、動物保護団体の助けを借りてソーニャの保護に成功。

現在では新しい里親も見つかり、伸びっぱなしだった毛もキレイに手入れされて清潔な暮らしを送ることができているようです。しかし長い野良犬生活でソーニャの歯や関節には健康上の問題が見受けられ、もし保護されていなかったら命の危険もあったのだそう。

グーグルストリートビューが縁となってひとつの小さな命が救われたという、なんとも心暖まるお話ですよね。

Sonya, the Google maps stray dog rescue. Please share. [YouTube via カラパイア]

（ワタナベダイスケ）