大阪の地下鉄では、ドコモ・au・ソフトバンクの電波エリア拡大工事が着々と進んでいます。御堂筋線・中央線・堺筋線につづき、今度は四つ橋線の一部区間で、駅と駅の間も含めエリアが拡大!梅田や本町、なんばなどのエリアでお勤めの方は、快適なスマホ環境になりましたね~
まずはスピードテストの結果から
今回は、スピードテストの一覧からご紹介。使用した機器は、個人所有のHTC J butterfly(au、LTE)とiPhone4S(ソフトバンク、3G)です。アプリは、『RBB TODAY SPEED TEST』を使って2013年9月2日15時30分~16時に計測しました。結果は下記の通りです。
四つ橋線(西梅田駅~なんば駅)スピードテスト一覧 (単位:Mbps)
LTE下り LTE上り 3G下り 3G上り 西梅田駅ホーム 18.63 4.65 6.96 1.08 西梅田駅~肥後橋駅 25.28 2.31 7.23 0.63 肥後橋駅~本町駅 28.01 1.76 7.63 1.23 本町駅~四ツ橋駅 28.66 6.00 7.41 1.19 四ツ橋駅~なんば駅 29.47 6.13 7.34 1.16 なんば駅ホーム 28.55 4.61 2.94 1.00 (なんば駅~大国町駅) 27.21 2.57 7.06 0.36
ポイント1:ホームより車内の方が速い!
結果を見てまず感じたのは、スピードの安定感です。堺筋線のスピードテストでは駅ごとに差がありましたが、四つ橋線では肥後橋駅~本町駅を除き、ほとんど同じ速さとなりました。
また、極端に電波が弱まることもありませんでしたね。興味深いのは、駅と駅の間のスピードが、駅のホームよりも速いということ。動いている車内の方が、止まっているホーム上より速いなんて、なんだか不思議な感じですね。
注意したいのは、肥後橋駅~本町駅の区間。本町駅近くで、カクンとスピードが落ちるタイミングがあります。とはいえ、圏外になるほどではないのでご安心を。
ポイント2:スマホ・タブレットを使うなら、四つ橋線をチョイス!
この路線のユーザーならおわかりでしょうが、西梅田駅~大国町駅間は、御堂筋線とほぼ併走するような路線ですよね。さらに両路線の駅も近接しているので同じホームで乗り換えができる大国町駅で、好みの路線へと乗り換えをされる方が非常に多いです。
基本的には四つ橋線→御堂筋線へ乗り換える方が多いんですが、私はスマホ・タブレットのユーザーに四つ橋線をオススメしたいと思います。
もちろん、その理由は電波です。エリア拡大の対象区間外になっているものの、大国町駅~なんば駅間も電波はOKの状態になっています。つまり、大国町駅~西梅田駅間はずっと電波がつながったまま。
一方で御堂筋線は、本町駅以南は駅ホームを除いて圏外ですし、何より大抵の時間は混雑しています。スマホやタブレットを使うなら、四つ橋線でゆっくり座って楽しみましょう~
(小田宏一)