人間が生きている限り無尽蔵な資源...それは尿。
冒頭に挙げた画像は、英国のブリストル・ロボティクス研究所のトイレの扉なのですが、貼り紙に書かれた一文を要約すると「君のおしっこを電気に変えちゃうゾ」ですって。
確かに、実際に尿で発電ができるとすれば(心理的な抵抗感は別の話として)、かなりエコな技術となる予感。しかも、なんとブリストル・ロボティクス研究所では携帯電話を充電できるレベルの生体電気プラントをすでに完成させているのだそうですよ。
数年にわたる研究の末、尿発電プラントを作り出したのは同研究所のイオアニス博士。そして上の写真で博士の横に鎮座している装置が尿発電プラントです。
このプラント装置では「尿と微生物の働きを利用して電気を得る」のだそうで、今後のさらに改良が加えられていくとのことですよ。
ちなみに、現時点ではこの装置から24時間の充電をしたスマホを25分間動作させることに成功し、その間にメッセージをいくつかやりとりしたり、約6分の通話を行ったといいます。詳しい仕組みについては化学的に難解なお話も絡んできますが、より詳細に知りたい方は下の動画をご覧下さいね。
それにしても、この尿発電が実用化された暁には街のトイレが発電施設に大変身してエネルギー問題が解決しちゃうかも? これはもしや産業革命やIT革命の次として『おしっこ革命』が、くるか!?
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Mobile phone runs on urine power - Bristol Robotics Laboratory [YouTube via WIRED.JP]
(ワタナベダイスケ)
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