すごいや! 基地局は本当にあったんだ!
夏のビーチでも携帯電話を手放せない現代人ですが、せっかくのリゾートに無機質なアンテナがチラホラ見え隠れ...なんてのは興ざめです。
そんなわけで、設置する立地の景観にあわせて偽装したアンテナなどの設備、通称『変装電波塔』が世界各地で作られているのですが、どうやらフィリピンの通信事業者『Globe』も7億9,000万ドル(約790億円)をかけて首都マニラ近郊のマカティにヤシの木のかたちをした基地局を設置していく計画とのこと。
ちなみにマカティといえば、「フィリピンのウォール街」と呼ばれ高層ビル立ち並ぶバリバリのビジネス街。「別にムキ出しのアンテナが建っていてもいいんじゃね?」とも思ってしまいますが、世界的視野から見ればそういう美的感覚はズレているのかもしれませんね。
そういえば以前にもTABROIDでは南アフリカの樹木に偽装した変装電波塔についての記事を掲載したことがありました。こういった景観にとけ込むアンテナ設備について興味がある皆さんは、ぜひ過去記事からリンクしている変装電波塔写真集もあわせて訪問してみてください。
日本ならどんな自然物に偽装すると違和感ないかなぁ?:
フィリピン:「ヤシの木」の形をした携帯電話基地局 [InfoComニューズレター]
(ワタナベダイスケ)