1,500円で「はく」が付くなら...
「YouTubeで〇〇回も視聴された~」「私のTwitterのフォロワーは〇〇人です」といった文言、最近よく耳にしますよね。対象の影響力を示す指標にはなりますが、「なるほど!」と鵜呑みにするのは危険かもしれません。
というのも、Facebookのいいね!や、YouTubeの視聴数はお金で買えるらしいのです。
在英ジャーナリスト・木村正人さんが、バングラディッシュにあるSNSのサクラ グループをレポートしてくれました。
「ビルの一室で10数人の若者がパソコンの画面を見ながら、アカウントを使い分け、ひたすらクリックを続ける。」
「Facebookのいいね!は1千人分で15ドル、YouTubeは1千ビューで3ドルだ。」
ふむふむ。Facebookの急激ないいね!数の上昇や、YouTubeの天文学的視聴回数は何か怪しいと思っていましたが... やはり裏があったのかもしれませんね。
とはいえ違法というわけではありませんし(たぶん)、通貨レートの関係でバングラディッシュでは割がいいビジネスの様です。関税も恐らくかかっていないでしょうしね。
なお木村さんのレポートには、このサクラ集団を利用したと疑われる有名人の名前も書かれています。興味のある方は一読してみてはいかがでしょうか?
(伊藤ハワイアン耕平)