ああ、この世界に浸っていたい…！　ノスタルジックなRPG『ヒュプノノーツ』が難しくてハマる

2013/01/22(火) 22:01

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すごく浸れるRPG。

上の絵を見た瞬間に惹かれて、すぐにダウンロードしている自分がいました。『ヒュプノノーツ』はスマホでやりやすいように丁寧に作られたRPGです。それでいて、難易度は甘くなく、ハマれるシステム。そしてなにより、心にグッとくるストーリーが素晴らしく、やって間違いない作品でした。

どんなゲームかざっくり言ってしまうと、ゲームシステムは、「不思議のダンジョン」的な内容で（いわゆるローグライクゲーム）、ストーリーは「子供時代の約束」がキーワードの感動作。SFでもあるし、深層心理学的でもある内容は先が気になります。というかツボにハマります。

以下ネタバレをなるだけ避けて、面白いところを紹介していきます。
　

■SFな機械と謎の女の子に興奮する

主人公（大人の男性）の名前を決めるところからスタート。自分の名前を入れるのをオススメします。簡単なあらすじを言うと、

「果て奈落」という会社から謎の荷物が届いて、開けてみると中には謎の機械。それを使ってみると謎の空間へ。そして謎の女の子に話しかけられる。

といった感じ。「謎大杉！」とか思われるかもしれませんが、後々わかると思いますのでとりあえずスルーしましょう。とにかく、この女の子に助けて欲しいと言われた主人公は、この謎の異空間を進んでいきます。

最初は「第一部　少年サバイバル」で、自分は小さい男の子に。進むと成長していき、子供時代をやり直している感じが何ともノスタルジック。

■出てくる敵の懐かしさに、ほろ苦い思い出

敵は「ピーマン」「算数」「嫌みな子」などバラエティに富む...というか面白いですｗ

戦闘時も例えば、

ピーマンの攻撃時「食べ物に感謝しなさい！」
ピーマンの能力アップ時「ピーマンは冷めてしまった。ピーマンの力が3上がった。」

など、これは「確かに子供時代の敵だわ」と思わざるを得ない内容になっています。あの頃は恐かったなあ...。

■少しの戦略性と運ゲー要素がクセになる

基本的にこの異空間では「進む」か「戻る」のみ。進めば進むほど敵が強くなるので、ある程度のレベル上げなどが必要になってきます。途中で起こるイベントはランダムで、成功するか失敗するかも運しだい。

他には、たまに現れる「魔法少女マッチのお店」で、必殺技や回復アイテムなどを買うことが出来ます。これ重要。

プレイした感想としては、何も考えないで進んでいくとすぐやられたり、運が悪いとイベントで失敗ばかり引いたりと、結構難しめ。死んでしまうとその部の最初からやり直しになるのもキツく、人によっては投げ出してしまうかもしれません。ただ、一度進み方のコツがわかれば割と進めるようになるし、クリアした時の嬉しさは大きいです。

■感慨深いイベントの数々が身に沁みる