音速を超えろッ！　ソニックブーゥゥウム！

薄暗いゲーセンで食べたカップラーメン、VHSのテープが擦り切れるまで観まくったトム・クルーズ主演のトップガン...なにもかもが懐かしいぜ...。

おっと、最初っから話が脱線しそうになりましたが、オッサン世代の思い出のゲーム『アフターバーナー』がスマホで遊べるようになりました。

とは言っても2006年にリメイクされた新装版『アフターバーナー・クライマックス』なのですが、そこはカタいこと言わずにちょっと試してみてくださいよ。操作性もグラフィックも刷新された良作なんですから。このゲームを知ってる人も知らない人も、まずは上の公式ムービーでその爽快スカイアクションをご堪能あれ。

素早い操作が必要なアクションゲームは、どうしてもタッチ画面でのコントロールとの相性が悪かったりするものですが、バーチャルジョイスティックと加速度センサーによる傾き操作に対応した今作ではゼヒ傾きでのプレイを推奨したいところ。かなり操縦桿ライクで鋭敏な動きが可能になっています。

アフターバーナーの代名詞F-14トムキャット戦闘機に加え、『クライマックス』では複数の戦闘機を選択可能。

実機に基づいたストライク・イーグル、スーパーホーネットに加え...

スマホ版では新たに、ステルス実験機『X47B』まで使えます。コレって無人機だったような気もしますが...ええい、細けえ事は音速の壁の向うに置いていけ！

グラフィックなどの要素は新しくなっていますが、ゲームの基本は往年のアフターバーナーそのもの。超音速のスピード感のなかで敵機をロックしミサイルを叩き込んでいく爽快感はたまりません。

ホント繰り返しになりますが、軽快なプレイにはとにかく傾き操作がオススメ。機銃、ミサイル、スロットルの操作は右手でタッチパネル操作しましょう。

みんな大好き渓谷ステージ。スロットルを絞って壁にぶつからないように慎重に進めたいところですが、このステージでは逃げる敵機の追撃というミッションが課せられているので大胆に進むことも大切。う〜ん、スリリングです。

ここぞという場面では必殺の『クライマックス・モード』を発動して瞬発的に戦いを有利に運ぶこともできます。ピンチを切り抜けたり、大量の敵を一網打尽にしたいときにワンボタンで発動OK。

ミッションの達成状況やルート選択によってステージが分岐するのも『クライマックス』の新要素ですね。ゲームとしての難易度自体はそれほど高いわけではなく、純粋に高速空中戦の爽快感を楽しめるようになっています。

スマホでゲームするようになってからアクション性のあるタイトルを遊んでないんだよなぁ、という人にもオススメ。しつこいようですが傾き操作でプレイしてみてください。このスピード感、絶対にクセになるはずですヨ。

グッドラック！

（ワタナベダイスケ）