睡眠は生きる根源です。
睡眠中の動きや寝言などの音声を記録し、それをグラフとしてデータ化してくれる睡眠アプリが『SleepBot』(スリープボット)です。
また、睡眠にはSleepDept(睡眠負債)という概念があるそうで(後述します)、これを分析してくれたり、どうすれば良く眠れるか、逆に日中は眠くならずにすむかといった解説コーナーも用意されています。あらゆる観点から睡眠を客観視できるアプリと言えそうですね。
さて、アプリの使用方法としてはとても簡単です。トップ画面下部に、「Smart Alarm」「Track Motion」「Record Sound」と三つのボタンがあり、それぞれ、「決まった時刻にアラームを鳴らす(目覚まし機能)」「睡眠中の動きの記録」「寝言など音声の記録」となっています。自身で必要なものにチェックを入れましょう。
で、あとは画面中央部の「going to sleep」をタップすれば、就寝モードに入り、チェックを入れた項目について記録が始まるという仕組み。試しに端末をポンポンと叩いたり、あ~と声を出してましたが、メーターが触れてたのでちゃんと反応しているようです。
目覚めたら「waking up!」をタップすれば睡眠記録が作成され、日々の睡眠データがアプリに蓄積されていくという仕組み。画面上部に四つタブがありますが、左から二番目、メモのアイコンをタップしてみましょう。
設定した期間内の就寝/起床時間、合計睡眠時間が詳細に記録されていますね。各記録をタップすると、さらに詳細が表示され、睡眠時録音された音声なんかも聞けます。
ところで、ここで注目したいのが一番右にある「Dept(負債)」という項目。
Sleep dept(睡眠負債)...寝溜めはできないと言われますが、逆に不足分についてはどんどん蓄積されていくそうです。一日に必要な睡眠分が確保できないと、その分は翌日、その翌日...と持ち越され、これが蓄積されると日中効率的に行動ができなくなる場合も。
貯金はできず借金は雪ダルマ式ということか...で、一日に8時間睡眠が必要なようで、上の図でいえば借金8時間あるからあと8時間今日寝なさいよということなのですね。
画面上部のグラフのアイコンをタップすると、これまでの睡眠記録がグラフとして可視化できます。期間内の一日における平均睡眠時間や、睡眠負債も下部に表示されます。
睡眠にまつわるアドバイスもあるよ
寝つきが悪い、逆に日中やたら眠い、と睡眠に関して悩む人は少なくないでしょう。上部の「?」のアイコンから、眠りに関して、良い食べ物やベッドルームでの準備など様々な豆知識も見ることができます。
例えば「Help me sleep」の「Eat this!(これ食っとけ!)」を見てみると、牛乳やチーズ、サーモンにアーモンドなど、睡眠に良いとされる食べ物が一覧表示されます。また避けるべき飲食物/嗜好品として、チョコやコーラ、タバコにお酒が挙げられています。参考になるなあ、チョコだめなんか、ガックシ。
その他、睡眠に関していろいろ参考になる事柄が、項目別にまとめられているので睡眠の向上に役立てるといいでしょう。
関東でも梅雨があけて、清々しいばかりの暑さが続いていますが、だからこそ重要なのが体調管理。その根幹ともいえる「睡眠」を、本アプリでしっかり見詰めなおし、夏の気持ちよさを肌で心で感じてみてはいかがでしょうか。
使用端末:SO-02E
OS:4.1.2
バージョン:端末により異なります
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発売元:SleepBot
更新日:2013年7月15日
価格:無料
対応機種:端末により異なります
(斎藤栄孝)