熱の元をブロック!
『バッテリー最適化ガード』は、非常に多岐に渡るアプローチからバッテリーを管理・最適化してくれるアプリです。簡単に特徴をご紹介すると、
・ 電池とスマホの温度をリアルタイムで表示、グラフ化
・ 起動中のアプリ別に電気消耗量を表示
・ WiFiやGPS、画面の輝度、音量といった計15種の項目を瞬時にON/OFF切り替えできるウィジェット
・ 1タップで瞬時にできるタスクマネージャー、最適化ボタン
といった感じでしょうか。とりわけ、スマホの温度を記録・グラフ化してくれるというのは、バッテリーの状態を判断する一つの材料になるので、個人的に嬉しいです。
トップ画面には、バッテリー残量や、通話や動画再生など使用シーン別の電池持続時間などが判りやすく表示されます。同時に、通知バーでもバッテリー残量と、スマホの温度がリアルタイムで見ることができます。34度か。低体温でなにより。
「ワンタップ最適化」というボタンを押すと、起動中のアプリを瞬時に停止、「タスクマネージャ」からは、起動中のアプリの中から自分で選んだものを停止できます。
画面下部に各メニューがタブ分けされていますが、ちょっと順序を変えて真ん中の「曲線グラフ」をタップすると、直近3日間の電量・温度・電圧の変化のグラフ。電量が増えていくときは充電中でスマホを放置しているので、温度もなだらかに下がっていっています。加えて、時間別の実行アプリ一覧なんかもあると、温度変化のグラフの見方も変わってくるのですが、無理な注文ですね。
それは無理だとしても、現在実行中のアプリ別に、電池の消費量を「電気消費量監視」から確認できますよ。電池の消費が早いなとか、端末が謎に熱いとか感じた場合、ここから原因を確認してアプリを停止するなりアンインストールするなりすると良いでしょう。
で、効率的に省電力したい場合に有効なのが、下部タブの左から二番目「モード管理」です。始めから用意されているモードは三種類あり、簡単に説明すると、
ハイグレード省エネモード...通話とSMSのみ使用可能で、その他の通信は全遮断
おやすみモード...アラームのみ利用可能。通話・SMS含め、全てのネットワーク切断
とりわけ、「ハイグレード省エネモード」を1タップで設定できるのは個人的に嬉しいです。普段はSMSと通話さえできれば、生活をする上で事足りますから。
その他、自分でオリジナルモードを作ることもできます。画面の輝度やスクリーンオフまでの時間、電池の残量低下管理、ネットワークを遮断する時間帯など、とにかく細部に渡って設定項目が用意されているのが素晴らしい。あらゆるライフスタイルに対応していますね。
その他の機能としては、冒頭にも書きましたが、15に渡る項目が用意されたウィジェットも大きな魅力です。WiFiやGPSのON/OFFなど、通知バーから設定できる項目も多いですが、上述のモード切替やタスクキルを瞬時にしてくれるボタンがあったりと、本アプリならではの機能があるのは頼もしい限りですね。
スマホの電池の減りが早いとか、謎に熱いとか、バッテリー関連でお悩みの方は一度本アプリでその原因を調べてみるのもいいかもしれません。優秀な節電アプリは多数存在しますが、それと一緒に本アプリを併用したら、その相乗効果が期待できるのではないでしょうか。
使用端末:SO-02E
OS:4.1.2
バージョン:6.3
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発売元:IMOBLIFE INC.
更新日:2013年6月29日
価格:無料
対応機種:Android2.1以上
(斎藤栄孝)
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