この週末はいよいよセンター試験。やり残したことがある! と思っている方、落ち着いて。残りの数日でなまじ苦手なところを攻めようとすると、至らないところばかり気になってしまうのでは? ここまで来たら当日いかに上がらずに、自分の力を出し切るかがポイント。決して満点を取る必要はないのです。かくいう私も、遠い昔某予備校の有名講師の先生が「100点を取らなくても、受かるだけの点を取ればいいんだ」と言うのを聞いて「なるほど」と思ったものでした。
さて、『英単語センター1800』は東進ハイスクールの英単語学習アプリ。以前は『英単語センター1500』でしたが、この度、削除+新規単語追加で1800語となりました。
特徴としては、
・音声データも入っていること
・自分だけの単語帳が作れること
・東進学力POS(つまり、東進生のIDみたいなもの?)が利用できること
・東進の模試が申し込みができること
などなど。
「英単語テスト」モードで軽くウォームアップするもよし、イヤフォンを装着して「音声学習」モードを聞いて集中するもよし。どちらのモードも、出題範囲や出題順など指定ができます。「音声学習」モードにいたっては、再生間隔の秒数やリピート回数、音声で再生する内容(英語・日本語・例文)まで細かく指定できるのです。まさにかゆいところに手が届き、学習に専念できます。
「英単語帳」モードは、スペル・音声・発音記号・意味・例文・解説がすっきりと一画面にまとめられています。しかも、見出し語だけでなく、例文にも音声があるという親切設計。わからなかった単語や自信がない単語は、チェックボックスをオンにすればそれらだけが「My単語」にまとめられるので、復習にも役立ちます。
自分だけの学習のお供なので、見栄を張らずに「ちょっと不安だな」という単語はどんどんチェックしておくことをオススメします。センター試験当日も「ここだけ見ればいいや」ぐらいの気持ちで臨んではいかがでしょうか。
私が驚いたのは、序盤の単語のとっつきやすさ。センター試験だからかもしれませんが、自信を持って進めるのにちょうどよいのです。なんというか、手ごたえを感じると言いますか、英語学習アプリにありがちな挫折感を味わうことなく進められるのが楽しい。受験生ならずとも、朝の通勤時にアタマのウォームアップにもちょうどよいカンジです。習得語が増えていくのが楽しくて、苦にならずに続けられます。もちろんレベルとともに難易度が上がりますが、そこは自分の力もついているということで。
このアプリを初めて使う受験生の方は、これから詰め込むのではなく、覚えたきたことの確認用に使ってみるのもいいかもしれません。受験者ではない人も、ほどよい難易度なので色々活用できそうです。
利用時間:15分×数日
使用端末:Xperia ray (SO-03C)
OS:2.3.4
バージョン:1.1.1
--------
発売元:株式会社ナガセ(東進ハイスクール)
更新日:2013.1.17
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(ツキヨノ アサミ)