俺がルールだ。
今回紹介する『AutomateIt』(オートメイト・イット)は、指定した条件で指定した挙動をスマホがしてくれるアプリ。
たとえば「イヤホンをさしたら特定の曲を流す」「~時になったらWiFiを切る」「USB接続時、指定したあて先にSMSを送る」といったルールを、簡単1タップで自由に作成、スマホがその条件に到達時、その通りの動きをしてくれます。Widowsで言うところの「タスクスケジューラー」みたいなアプリ。
同種の著名なアプリとして『Tasker(lifehacker記事)』がありますが、なんだか敷居が高そう...と足踏みをしていた人でも、それをかなり簡略化したような本アプリなら馴染み易いかと。
ルールを追加しよう!
前置きが長くなりましたが、アプリを起動すると大きなタイルが二つ。その中の「私のルール」内左下、「ルールの追加」をタップし条件を追加していきます。
まずトリガーを選びましょう。トリガーというのは、その動作が発動する際の条件のこと。「~したら、~する」の「~したら」の部分です。数えたら30個用意されてました。いくらかピックアップすると、
時刻と周期...時間と、リピート(毎日)させるか
電池の残量...指定した残量(以下、未満、イコール)になったら
現在地...指定エリア内進入時(GPS連動可)
など、など...。とても全部説明し切れませんが、これだけ見てもなかなか使えるトリガーばかり。で、トリガーを決めたら次に動作。これは13用意されてました。簡単に紹介すると、
Wi-Fi通信機能の有効/無効...名前通り、Wi-Fiを付けたり切ったり
音声の再生...指定した楽曲の再生
画面の輝度の変更...指定した輝度へ変更
良い感じの動作ですね。かなり多様な組み合わせができるので、自身のライフスタイルに合わせて自分だけのルールを追加していきましょう。
設定したルールで動作を確認してみた
実際「Boat Browserを起動したら辞書アプリ(Popupdictionary)を起動する」「電池残量が20%以下で指定楽曲の再生」といったルールを設定し、試してみました。
で、ちゃんとどれも動作が実行されましたよ。英語勉強のため、辞書アプリを表示させながら英語の記事を読むのですが、ちゃんと出てきて嬉しい。といった具合に自分だけのルールを作れば、色々とはかどりそうです。
他の人が作ったルールもダウンロードできる
作れるルールが多様な分、どこから手をつければいいのかわからない場合もあるかもしれません。そんなときは、トップ画面「ルールマーケット」から、他のユーザーが作ったルールを手っ取り早くダウンロードするのも一つの手です。
「トップ評価」「最新」「人気のルール」とルールがタブ分けされてるので、「人気」を見ると、どれも使えそうなものばかり。英語なのは惜しいですが、「家ついたらWi-Fiオン」「Wi-Fi有効になったらデータ通信オフ」「雨になったら通知する」などなど、粒ぞろいです。
もしかしたら地味目のジャンルのアプリかもしれませんが、個人的にはかなり使える素晴らしいアプリだと思いました。自分だけのルールを作って、スマホライフをいっそう便利なものにしてみたらいかがでしょうか。
使用端末:SO-02E
OS:4.1.2
バージョン:3.0.63
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発売元:SmarterApps Ltd
更新日:2013年7月15日
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(斎藤栄孝)