その風流さに...つい、一句。
歴史ある『粋』の趣味、盆栽をスマホという現代のスモール・ワールドに再現したのがこのアプリ、『つい、盆栽』。
タイトルにも『~Twit Bonsai~』とローマ字が添えられている通り、TwitterやFacebookと連動するまさにソーシャル時代の盆栽。
スマホの栽培ゲーム代表格である『なめこ』ほどにはゲーム性はなく、心静かにじっくりと盆栽を育てて行くこと自体に重きを置いたアプリとなっています。う〜ん、渋い。
初回起動時こそアプリデータのダウンロードにけっこうな時間がかかりますが、来るべき愛しい盆栽とのふれあいに思いを馳せつつゆったりと待ちましょうぞ。
これぞ明鏡止水の心なりけり。
まずは楽しいソーシャル盆栽ライフのためにIDとパスワードの登録が必要となります。個人情報等の入力は一切不要。
このIDを用いることにより『つい、盆栽』単体で友だちを作って互いの盆栽を鑑賞したりできるようになりますよ。
そしてスマホのなかで誕生した僕だけの盆栽！ ああ、愛おしい〜！
愛着を深めるためにもぜひ盆栽には名前をつけてあげましょう。ちなみに僕の盆栽ちゃんは『盆栽どろいど丸』と命名しましたぞ。
盆栽を育てるにあたっての心構え、それは『盆栽はただの鉢植えにあらず』ということ。
ただ水をあげたりきれいに整えるだけでなく、大切なのは話しかけてあげることです。このアプリでは盆栽に話しかけるとTwitterやFacebookに連動してSNSにも発言が反映されるようになっています。
そう、下のような感じで。
突如として盆栽に話しかけはじめたアナタをフォロワーがどんな目で見ているか...そんなことは気にしてはいけません。話しかけるほどに盆栽はそれに応えてくれるのですから。
Facebookなら盆栽の画像もわせて投稿されますよ♪
お世話の甲斐あって盆栽がレベルアップ〜！
こまめな水やりと話しかけを欠かさなければ盆栽はレベルアップしてより美しい枝振りを見せてくれます。またレベルが上がるほどに鉢や背景などのアイテムの幅も広がっていきます。
やがてはこのように絵になる形になっていくのだそう。毎日のお世話をしっかりしないとね！
また、アプリ内ではさいたま市大宮盆栽美術館所蔵の盆栽などの作品群を一覧できる機能もあって資料的な見応えも充分。
さあ、なめこの次に来る栽培ブームはもしかしたら盆栽...かもしれませんよ〜。
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使用端末：HTC J ISW13HT
OS：4.0.4
バージョン：1.2
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発売元：株式会社テクノロジーネットワークス
更新日：2013年1月16日
価格：無料
対応機種：Android2.3以上
（ワタナベダイスケ）
