夏ですね。スレンダーマン始めました。

"見たら死ぬ"と言われる海外で有名な都市伝説の「Slender Man（スレンダーマン）」。スーツを着たひょろ長い体型で、蛇のようにクネクネとした腕や脚を持ち、見た人は「ロープみたい」「動く木の枝」などと、その外見を形容しているそうです。

そんなスレンダーマンをモチーフにしたAndroidアプリが多数存在しているので、今回はその中から『Slender Man! Chapter 1:Free』を紹介します。洋ゲーですが、余計なBGMがなく、静寂の中虫の声や靴の音などが一面に響き、その中でスレンダーマンから逃げ回るゲームなので、かなり雰囲気を感じられます。「サイレントヒル」とかが好きな人にオススメかも。

ゲームの中とはいえ、スレンダーマンが出てくるし、けっこう怖いので、以下は一応「閲覧注意」と断っておきますね。
　

トップ画面にスレンダーマンがいたのでパシャリ。顔が暗いから表情がわからない！　笑ってんだよね。カメラは愛想良くいかないと白けちゃうよ。難易度は、Easy～Hardまでありますよ。もちろんHardで行きますね。

いきなり夜の山道。オオカミやら虫の鳴き声がコダマしており、リアルな風景と相まってなんとも言えない不気味な感じ。画面の左側をタッチすると移動でき、右側で視線の方向を変えられます。ステージ上のあらゆるところに、はり紙が貼ってあり、それを8枚集めるとゲームクリアになるとのこと。

砂利道を歩くとじゃりじゃりなるし、コンクリート歩くとコツコツなるし、別のところから足音が聞こえてくるし...臨場感パなすぎ...ムダにグルグル視点回しまくっていたら、紙ゲット。いい感じ。電話ボックスがあるので、助けでも求められるのかと思い近づいたら突然、

「もし助けが必要なら、ちょっと待ってろ。オペレーターに代わっから（英語）」

などとお姉さんの大声が！　で、画面がグラグラと揺れ始め、

スレンダーマン爆・臨。スレンダーマンに代われとは言っていない！　ゆらゆら揺れながら近づいてくる！　必要以上に近づいたら死ぬので一目散に逃げましょう。

ちなみにゲットする紙が増えれば増えるほど、スレンダーマンの動きも必死になります。家の影に隠れても家の中をウロウロしながらこちらを探しまくるし、体から謎の武器？　のようなものを出し始めるし、輪をかけて怖いです。ちょっとした動物の声でも、ビクッと、身を弾ませてしまいます。

といった感じでスレンダーマンとの鬼ごっこを楽しめるゲームですが、これ以上書くとネタばれになるのでやめておきます。ちなみに今回紹介したのは無料体験版。完全版も有料でありますが、無料版で雰囲気を感じてみて、遊び足りなければ完全版でスレンダーマンと夜の鬼ごっこにこうじるのも良いかもしれません。

（斎藤栄孝）