これはショッキング...
海外のセキュリティベンダーBluebox Security(ブルーボックス セキュリティ)が、彼らのブログで驚くべきレポートをしています。
それは、「全世界に存在する99%のアンドロイドスマホに、データを改ざんされる可能性のあるセキュリティホール(ぜい弱性)が存在する」というもの。ななな、なんだってぇー!
つまり、もしも皆さんがアンドロイドユーザーだとしたら、ほぼ間違いなくお手持ちのスマホに致命的なセキュリティホールが存在するということになります。もちろん、筆者もです。こりゃえらいこっちゃー。
このセキュリティホールを悪用されると、正規のアプリを悪意あるアプリに変更できしまうということです。最悪の場合、完全に乗っ取られてしまう可能性も。
このセキュリティホールは、アンドロイド1.6、「ドーナツ」の頃からずっと存在していたそうです。「ドーナツ」がリリースされたのは2009年ですので、実に4年間セキュリティホールが存在していたことに。
ブルーボックス セキュリティ社は、この問題をGoogleに報告しました。近日中に各メーカーより修正のアップデートが配布される予定である、とのことです。
アンドロイドに限らず、コンピューターの世界はこういった問題が定期的に出てくるのが恐ろしいところですね。できるだけ早く、修正アップデートが届いてほしいものです。
ウィンドウズはこうならないように祈るばかり:
UNCOVERING ANDROID MASTER KEY THAT MAKES 99% OF DEVICES VULNERABLE[Bluebox Security via ITmedia エンタープライズ]
(コンタケ)