さすが、かつて『エッジ』と銘打ったサービスを提供していた事業者です。
現在では唯一のPHSサービスを擁するキャリアでもある『ウィルコム』が、2013年夏の新商品・新サービスを発表。今回もトガッてる製品ラインアップを取りそろえてきましたよ。
サービス面での目玉となるのが、ソフトバンクとのデュアルネットワーク対応料金の新プランとなる『ウィルコムプランD+』そして上にも料金表を引用した、6ヵ月間はパケット定額料が月額1,980円になるという低料金プランの『ウィルコムプランLite』。
新端末も数多く発表されていて、目立ったところではスマホの選択肢が大きく広がったこと。まずは4G通信対応機として、ソフトバンクで既発のモデルながらファーウェイの201HWを投入。
そしてPHS回線も使えるデュアルネットワーク対応機のDIGNO DUAL 2、そしてアクオスフォンesが7月以降順次リリースされていきます。
さて、ヘンな端末マニアの皆さん、お待たせしました。日本で変態端末(褒め言葉)といえばウィルコム。ここからは、かつてのイエデンワにも負けずとも劣らない新製品を2つご紹介しましょう。
パっと見でわかりにくいのですが、自宅の固定電話回線と電話機の間に設置して、かかってきた電話が迷惑電話かどうかを判別する機器です。迷惑な電話をかけてくる電話番号をユーザー同士で共有し、知らない番号でも識別できるのが大きなポイント。
クレジットカードサイズのボディに通信機能を備えた端末です。ユーザーがすでに持っているAndroid端末とブルートゥースで無線接続すれば、ウィルコム回線を用いた通話ができるようになります。
当然ながらネーミング通りの「だれとでも定額」加入での利用が想定されますね。
3大キャリアに比べると、近頃ではいささか影の薄い印象もあるウィルコムですが、こうして見るとかなり独特な製品・サービスをコンスタントに市場に投入していて面白い事業者だということを再認識させられますよね。
特にヘンな端末的な意味で毎回じつに興味深いです。
そういやiPhoneも売ってるんでしたっけ、ウィルコム(ただし4S):
ウィルコム2013サマー [WILLCOM]
(ワタナベダイスケ)