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【動画】あの日の緊張感が伝わってくるな...。携帯GPSで見る、311大震災時の人の流れ

2013/01/11 12:01 投稿

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あの日の騒然とした様子が、思い出されます...。

東京大学空間情報科学研究センター「人の流れプロジェクト」の作った動画を見たのですが、なんとも胸に詰まるものがありました。

2012年3月11日・東日本大震災当日、都内で人がどのように動いていたかを表しているという、こちらの動画。携帯電話に搭載されている、GPSデータをアニメーションにして作成したとのことです。

では、実際にご覧ください。45秒あたりで、大地震が来た14時46分になります。



あの地震の直後、どれだけ交通に影響が出たのかひと目で分かりますね。
 


動画は午前4:00分から始まります。通勤ラッシュのピークである7~8時は特に移動が激しいですね。


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9時過ぎ辺りから、移動は大分緩やかになります。とはいえ、それでもひっきりなしに多くの光が動いています。

そして14時46分。光は急激に少なくなり、時間が経つにつれてさらに動きは減っていきます。


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電車などの交通機関がほぼ止まっているため、移動できない人がほとんどというわけですね。

その後も非常に動きが小さい状態が続きますが、電車が復旧し始めた23時頃から、少しずつ動きが戻り始めます。とはいえ、いつもに比べればはるかに少ない移動量かと思われます。すでに帰宅を諦め、どこかで宿泊している人も多かったはずですからね。

かくいう筆者も、当日は帰宅困難者になり、仕事場の方の家に数人で泊めていただきました。あの日~翌日の帰宅までは本当に大変でしたよ...。

このデータは、今後災害時のリアルタ­イムな対応等の議論などに利用されるということです。携帯電話というものが一般に普及しているからこそ、作成できたこの動画。今後大きな災害があった時、生かされることを期待したいですね。


混雑統計データ(R)による東日本大震災当日の人々の流動状況[YouTube via 森山和道]

(コンタケ)

 

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