時代の風は、どちらに流れるか。
皆さんこんにちは、小学生レベルの英語力でグローバル社会を生きるコンタケです。1月~12月までほぼ英語で書けませんが、今日も元気に生きています。
さて、最近では翻訳アプリの進化が著しいですね。ただ入力された文章を翻訳するだけでなく、さまざまな状況に対応できるアプリが作られています。
代表的なものとしては、やはり『Google翻訳』でしょうか。
音声入力を利用した会話翻訳や、撮影した写真内の文章を翻訳する画像翻訳なんて機能も。これ1つあれば、街で外国の方に話しかけられても安心。
画像翻訳ならば、それに特化した『Worldictionary』(ワールディクショナリー)もすばらしいアプリです。
単語の翻訳であれば、本アプリの右に出るものはいないでしょう。
また、ブラウザの『Google Chrome』では、ページ翻訳機能がとても便利です。パソコン版ではだいぶ前から使用できますし、スマホ版でもベータ版ですでに使えるようになっています(詳しくはこちら)。
このように、機械による翻訳は、スマホの影響もあって大幅に進化しました。
最近、こうして日々進化していく翻訳ソフト(アプリ)を見ていて、1つ思ったことがあります。それは、
「このままアプリが進化していったら、いずれ翻訳は全て機械が行い、学校から英語の授業が必要なくなるのでは...?」
ということ。
現状、アプリの翻訳力は決して高くありません。語順や文法などはまだまだおかしい時が多いですし、原文次第では宇宙語のような文章を作りだしてしまう場合もあります。
しかし、見たところ、Googleは翻訳にある程度力を入れているように見えます。あと数年もしたら、ほぼ完ぺきな翻訳ができるようになっているかもしれません。
それならば、「機械で完ぺきに計算できる数学の方が先に消えているだろう」とおっしゃる方もいるかもしれません。しかし、数学には「論理的な思考力を鍛える」という目的も多く含まれます。
一方、英語は「読み、書き、喋り」ができるようになることが最大の目的のはず。外国の方とのコミニュケーションが機械で問題なくできるようになれば、学習する意義は大きく薄れます。
もちろん、英語を習う必要が全くなくなるとは言いません。しかし、いずれ他の外国語と同じく、必修からは外れる、という可能性もあるのではないでしょうか。
学校から英語の授業がなくなれば、その分他の授業を増やすことができます。国・数・理・社の4教科に回せば、学生の学力向上が見込めるでしょう。
その一方で、世の中がだんだんとグローバル化していっているのも、また事実。英語を使う機会そのものは、増えていっています。
「英語を習う」ということの重要性は、今後機械翻訳により下がっていくのか、グローバル化により上がっていくのか。それは現段階では、わかりません。
しかし、機械による翻訳の進化次第では、外国語の学習が必要のない未来というのも、ありえる話なのではないでしょうか。
とはいえ、今はちゃんと勉強しておきましょう:
(コンタケ)
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