新興国向けらしいけど、欲しいかも...。
現在、アップルが低価格なiPhoneを開発中の可能性があると、ロイターとTechCrunchが報じています。発売は年内を目安にしているんだとか。
iPhoneの低価格版というと、1世代前のもの(今ならiphone4S)がその役割を果たしていましたよね。今、あえて廉価版を開発することには、どういった意図があるのでしょうか?
ロイターによると、これは最新のiPhoneを購入することが難しい人の多い、新興国を主なターゲットとしてとしているようです。新興国では、非常に安価な物も作ることができるアンドロイドスマホが、モバイルの主導権を握っている所が多くあります。
そういった、「iPhoneを買いたくても買えないのでアンドロイドを使っている」人たちに向けたものになるようです。日本では「アンドロイド=安い」というイメージはそんなにありませんが、新興国においては低スペックで安価なアンドロイドスマホは多く作られていますからね。
価格を抑えるために変更される点は、本体に使用する素材。iPhoneというと、高級感あふれるハードの手触りや材質も魅力の一つですが、廉価版ではこの点の価格を抑えてくるようです。
スペックの面などに関しては今のところ不明のようです。中身が据え置きで価格がグッと抑えられるなら、非常に嬉しいところですね。
廉価版iPhoneのさらなる詳細に関しては、ネタ元であるロイターとTechCrunchをご覧ください。
さて、メインのターゲットは新興国となっていますが、メインでアンドロイドを使っている私としては廉価版の存在は気になります。前々からiOSも欲しいと思っていましたので、スペックも変わらないのであれば非常に魅力的な存在ですよ。
読者の皆さんにも、同じような考えの方はそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。特に日本は、今でもガラケー文化が根強く残っていますからね。廉価版iPhoneがスマホへの乗り換えのきっかけになるという人も多く出てくるかもしれません。
先進国たる日本での発売は、ちょっと微妙そうではあります。しかし、最新のiPhoneを発売するすべての国でも合わせて発売、という形になる可能性もありますね。
まだ噂の域を出ていない廉価版ですが、続報に期待です。
米アップル、「iPhone」廉価版を開発中=報道
Apple、低価格iPhoneを開発中(Wall Street Journal発)[TechCrunch]
Pic[Wikipedia]
(コンタケ)