メールに書かれたアドレス、ご用心。
アップルの公式サイトそっくりに作られたフィッシングサイトが急増していると、ロシアのセキュリティ企業Kaspersky(カスペルスキー /サイト)が報告しています。おやおや、これは恐いですね。
今回確認されたフィッシングサイトは、見た目では本物のアップル公式サイトとまったく見分けがつかないように作られています。IDやアカウントを入力させ、アカウントを盗むわけですね。
このようなフィッシングサイトは、2011年の時点では一日に1,000件程度のアクセス数だったそうです。しかし、2012年になり一日辺り20万件程度にまで激増したとのことですよ。
iPhoneやiPadの売れ行きが好調過ぎるがゆえに、狙われた... ということでしょうか。
フィッシングサイトへアクセスしてしまったきっかけとしては、スパムメールが最も多かったとのことです。アップルからのメールを装い、フィッシングサイトへ誘導されてしまうのだとか。
このスパムメールも実に巧妙です。ちゃんとアップルの公式サイトのURLが文章上では表記されていますが、クリックするとフィッシングサイトの方へアクセスするようになっているそうですよ。
これは見極めが非常に難しいですね。メールで届いたURLは、一見公式のものに見えても開かないほうがよさそうです。皆さんも、お気をつけください。
フィッシングサイト手口あれこれ:
Apple of discord[Kaspersky via ITmedia ニュース]
(コンタケ)