スマホ内掃除がはかどる!
ヤフーは12月19日、Android版iTunesとも言えるスマホ管理サービス『Yahoo!スマホマネージャー』を発表しました。本サービスはAndroid端末とPCをつなぐことで、端末内のアプリや画像、動画やメールなどの端末内における様々なデータの管理や、PC側とのデータ共有など、多様な操作が可能。
スマホ初心者をターゲットにしたという老若男女、誰でも直感での操作ができるシンプルなインターフェースも魅力で、筆者自身もかなりカンタンに導入から実際の操作まで行うことができましたよ。
本サービスはこちらのページからPC側へソフトをダウンロード、インストールすればOKで、Android端末側は、「USBデバッグ」をオンにする必要があるとのこと。設定の「アプリケーション開発オプション」から同項目にチェックをあらかじめ入れておきましょう。
ソフトのダウンロード、インストールが完了しUSBで端末とPCをつなぐと、自動で読み込みが始まりました。こういう読み込みに入ると、どうせ数分かかるだろうしコーヒー取ってこよと思ったら、もう完了、起動画面が表示されました。
トップ画面左側には、端末内のバッテリー情報や、端末・SDカードの容量などが表示されており、右側にはインストール済みのアプリが気持ちいくらいに判り易く一覧表示。各アプリをクリックすることで、サクサクアンインストールすることができました。捗るなあ。
あと「デバイス」の項目で特筆すべきは、端末側の現在の画面をスクリーンショットとして保存することができるという点でしょうか。左下のカメラのアイコンをクリックすれば、スクショをPC内に保存することができます。アプリレビューをさせていただいている身としてはかなり使える機能です。
画面上部には「写真」「動画」「ドキュメント」「連絡先」といった具合に各項目がタブ分けされており、それぞれクリックすることでそのデータが表示されます。
たとえば「写真」をクリックしてみると、端末内の画像データが表示され、各画像にチェックを入れることで削除やPCとの共有などの操作が可能で、逆にPC側からも同様の操作が可能。iTunesの「同期」を思わせます。
また「連絡先」タブからは、端末内やGmailアカウントから連絡先を読み取り、各連絡先情報の編集が可能なので、やっぱりこれもスマホを使って編集するよりもスピーディにできてなかなか良い感じです。
といった感じで、筆者が試してみた感想としては、とくに面倒だったり判り難いところもなく、直感で操作ができるシンプルかつ親切な管理ツールだと思いました。
端末内にデータが雑多にありすぎて困ってるという場合は、PCの大きな画面でサクサクデータ管理すれば、また新たな気持ちで今年一年を送ることができるかもしれません。
(斎藤栄孝)