PRISM


メインウェイ「プリズムが暴露されたようだな...」
マリーナ「ククク...奴は四天王の中でも最弱...」
ニュークレオン「内部告発者ごときにリークされるとはNSAの面汚しよ...」


意味もなくパロディで始めてみました。

アメリカ政府が、SNSなどのプライバシー情報を組織的にのぞき見していたとして問題になっている「PRISM(プリズム)」。このニュースをスクープしたワシントン・タイムズが、入手した資料をもとにさらなる続報を報じています。

資料によると、アメリカのNSA(国家保安省)はプリズムのほかに3つのシステムがあり、それらを組み合わせることで、国内外からさまざまな情報を集めていたのだとか。

以下、NSAのほこる監視システム四天王です。
 

MAINWAY(メインウェイ)

電話のおおまかなデータ(電話した時間、場所、機器、通話先)をひたすら記録する。

 

MARINA(マリーナ)

MAINWAYのネット版。メールやチャットのおおまかなデータをひたすら記録する。

 

NUCLEON(ニュークレオン)

電話の盗聴システム。通話の内容をばっちり盗み聞きしちゃいます。

 

PRISM(プリズム)

先日暴露された、ネット監視システム。
指定したメールアドレスから、SNSのデータやメールの中身までなんでも掘り返せます。
詳しくは以下の記事もどうぞ。


【60秒でわかるまとめ】メールもSNSも盗聴し放題「プリズム(PRISM)」ってなに?


実際の手順としては、メインウェイとマリーナでひたすら通話やデータの流れをチェックして、怪しい通信があれば、ニュークレオンやプリズムでその中身をぶっこ抜く―という感じでしょうか。

プライバシーを無差別にのぞき見しているわけではないといえそうですが、これが合法だというのですから、アメリカ政府にはおそれいります。

現在、テクノロジー業界ではこの話題でもちきりですが、アメリカ政府の態度を見るにこの4つのシステムは今後も運用され続けるようです。プライバシーを守りたいなら、自衛するための方法が必要になりそうですね。

 
U.S. surveillance architecture includes collection of revealing Internet, phone metadata[The Washington Post(英語)via NHK

(金本太郎)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/06/nsa-systems.html