マリーナ「ククク...奴は四天王の中でも最弱...」
ニュークレオン「内部告発者ごときにリークされるとはNSAの面汚しよ...」
意味もなくパロディで始めてみました。
アメリカ政府が、SNSなどのプライバシー情報を組織的にのぞき見していたとして問題になっている「PRISM(プリズム)」。このニュースをスクープしたワシントン・タイムズが、入手した資料をもとにさらなる続報を報じています。
資料によると、アメリカのNSA(国家保安省)はプリズムのほかに3つのシステムがあり、それらを組み合わせることで、国内外からさまざまな情報を集めていたのだとか。
以下、NSAのほこる監視システム四天王です。
MAINWAY(メインウェイ)
電話のおおまかなデータ(電話した時間、場所、機器、通話先)をひたすら記録する。
MARINA(マリーナ)
MAINWAYのネット版。メールやチャットのおおまかなデータをひたすら記録する。
NUCLEON(ニュークレオン)
電話の盗聴システム。通話の内容をばっちり盗み聞きしちゃいます。
PRISM(プリズム)
先日暴露された、ネット監視システム。
指定したメールアドレスから、SNSのデータやメールの中身までなんでも掘り返せます。
詳しくは以下の記事もどうぞ。
実際の手順としては、メインウェイとマリーナでひたすら通話やデータの流れをチェックして、怪しい通信があれば、ニュークレオンやプリズムでその中身をぶっこ抜く―という感じでしょうか。
プライバシーを無差別にのぞき見しているわけではないといえそうですが、これが合法だというのですから、アメリカ政府にはおそれいります。
現在、テクノロジー業界ではこの話題でもちきりですが、アメリカ政府の態度を見るにこの4つのシステムは今後も運用され続けるようです。プライバシーを守りたいなら、自衛するための方法が必要になりそうですね。
U.S. surveillance architecture includes collection of revealing Internet, phone metadata[The Washington Post(英語)via NHK]
(金本太郎)
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