出てきましたよ。通信自体を止めて、バッテリーの消費を抑える「通信キラー系」のバッテリー節約アプリに、新顔『Deep Sleep Battery Saver (ディープスリープ・バッテリーセーバー)』(以下、DSBS) の登場です。
さっそく、筆者パワープッシュ中の「ジュースディフェンダー」(以下、JD) と比較してみましたよ。
結論を先に書けば、両者の実力は同等です。後ほど書きますが、それぞれの利用環境に応じて、よりフィットする方を選んでもらえれば良いと思います。
ただし、WiMax搭載機ならJD一択です。残念ながら、DSBSは、WiMaxをコントロールできません。
公式アナウンスによると、LTEはコントロールできるとのことですが、筆者はテストできる環境にありませんので、LTE搭載機をお持ちの方は、ぜひ試してみて欲しいです。
DSBS、JDとも有料版がありますが、本レビューでは無料版に絞って書きます。
有料版の方が、よりバッテリー節約の効果が得られますので、興味のある方はぜひ導入していろいろ触ってみてください。ちなみに、最も細かく設定できるのは、JDの最上位バージョン『ジュースディフェンダー・アルティメイト』となります。
無料版で選べるレベルは、JDは2種類、DSBSは5種類あります。DSBSは、選択肢が多いだけではなく、無料版でも通信遮断の設定を触ることができます。有料版を買うつもりがないなら、DSBSの方がオススメですね。
それぞれの違いについては、上の表で見てください。
(※通信を遮断しても、通話とキャリアメールはいつでも繋がります)
お気づきのことと思いますが、DSBSは、まるでJDの追加バージョンのように設定されていますね。どちらが優れているかというのは、使い方に依るということになるでしょう。
少なくとも15分間隔ではデータ受信したいという人は、JDを。ひんぱんにデータ受信してくれなくてもOKという人は、DSBSを選べば良いと思います。
日本語版がありませんので、ディープスリープモードの設定項目を解説しておきます。
Battery:バッテリー残量がこの設定以下になると、通信を一切遮断
Screen off delay:画面を消灯させるまでの時間設定
Screen on delay:画面を点灯させるまでの時間設定
Use APN setting:データ通信の制御が上手くいかないときに、チェックを入れてみる
Check background data:音楽をストリーミング再生している時や、ダウンロード中のデータがある時などには通信を止めない
Traffic threshold (kbps):通信許可時の上限パケット量を設定
Traffic sampling frequency:通信許可時間の設定
Whitelisted Apps:停止させたくない常駐アプリを選ぶ
Ignore recent apps:最近使ったアプリの何個まで停止させないようにするか設定
本気で節電するなら、ジュースディフェンダー一択という状況でしたが、やっとガチのライバルが登場してきましたね。
筆者の場合はWiMax搭載機を使っているので、本アプリは選択肢となり得ませんが、とても効果的に電池を節約してくれるアプリですので、声を大にしてオススメできます。
ぜひ使ってみてください!
利用時間:2日ほど
使用端末:HTC J ISW13HT
OS:4.0.4
バージョン:1.31
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発売元:Root Uninstaller
更新日:2012.12.20
価格:無料(有料版は132円)
対応機種:Android2.1以上
(田中宏和)
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