僕らの生活って、気付かないうちにその時々のデザイントレンドに影響されて変化を続けているんですよね。
例えば十数年前にはアップルに復帰したスティーブ・ジョブズ体制のシンボル的だった初代iMacの登場で、パソコンの周辺機器がいっせいに透明スケスケ(トランスルーセント)な外観になったり、おなじみiPhoneの登場からは携帯電話のカタチもすっかり全面タッチパネルが主流になりました。
アップル以外の例でも、ある時期を境にガンダムのデザインがみんな肩幅に脚を開いた『カトキ立ち』になったりと、デザインとは常に時代性とともにあるのです(注:ガンダムは関係ないだろ)。
そして今、まさに僕らが目の当たりにしている新たなデザインの潮流『フラット・デザイン』!
このデザイン感覚をiPhoneのOSに持ち込んだのが、アップルのデザイン全般を担当するジョナサン・アイブ氏。新しい画面デザインには、フラット感のなかにも独特の色使いなどのセンスが光っていますね(たぶん大阪弁解説動画を観るとわかりやすいと思いマス)。
もし、彼がiOSやアップル製品以外のものにも、そのデザイン哲学を反映させたら世界はどんな姿になるのか...海外サイト『Jony Ive Redesigns Things』がまとめていたイメージ画像をいくつかご紹介しましょう。
例えば、フラット星条旗。絶妙なグラデーション感覚が21世紀を感じさせますね。
フラット1ドル。「我々は紙幣を再発明する」ってところでしょうか。アイチューンズ・ストア以外でもコレで買い物ができるといいですね。
そしてフラットすぎるアップルロゴ。
もちろん、これらのデザインはアイブ氏のものではなく、ファンが作成した「アイブ風」デザインですが、これはこれで、それぞれ特徴をよく掴んでいるように思えますね。
Jony Ive Redesigns Thingsには、他にも他社サービスのインスタグラムやフェイスブック、はたまたWindows8(?)といったテーマでリデザインされた画像がたくさん見つかりますので、興味がある方はそちらをぜひご覧くださいね〜。
本物のフラットデザインiPhoneはコッチでバチコーンとチェックや!:
[Jony Ive Redesigns Things via Cult of Mac]
(ワタナベダイスケ)