差別化すればいいってもんじゃありませんからね。
アップルはWWDCにて、新たにiOS7を発表しました。機能改善や便利な新機能が多く発表され、iOSユーザーの皆さんは今から待ちきれない思いではないでしょうか。
しかし、見ていてこう思った方もいるのではないでしょうか。「これらの新機能、なんだか全体的にアンドロイドOSチックな部分もいくつかあるような...?」と。
少し見てみましょう。
新通知センター
iOS7では通知センターの見た目が大きく変わり、スッキリと見やすくなりました。
必要な情報だけが並ぶようになり、使いやすそうです。しかし、この見た目は...?
ああ、ちょっとアンドロイドっぽい。タブ分けされていたり、アプリ単位での並びだったりと違いはもちろんあります。しかし、並べ方がアンドロイドの通知エリアっぽい感じです。
コントロールセンター
「コントロールセンター」は、iOS7で追加された新機能です。各種設定を簡単に変更できる、とても便利なもの。
これは以前から「アンドロイドからiOSに取り入れて欲しい機能」と、よく言われていました。今回のiOS7で、ついに実現となったわけです。
本機能に関しては、「アンドロイドっぽい」というよりも、「アイディアを輸入した」と言ってしまってもいいかもしれませんね。
Safariのタブ管理
iOSのWebブラウザ、Safariのタブ管理機能が刷新されました。開いているタブがタテ方向に並び、スワイプ操作でページ送りができます。
分かりやすく、操作しやすいこのタブ管理。この画面は、アンドロイド版『Google Chrome』のタブ管理画面によく似ています。
このタブ管理、本当に使いやすいですからね。Safariも、使いやすくなりそうです。
ロック画面
さて、ここまでは実用的な意味があって「アンドロイドOSに似た」部分をご紹介して来ました。使いやすくなるのであれば、機能を吸収するのは全然アリだと思います。
最後に、個人的に「それはどうやねん」と思った似ている部分をご紹介しましょう。それがロック画面。
これに関しては、似せる必要もないのに似てしまってる気がするのですが...。偶然の一致なのでしょうか?
他にも微妙に「ぽい」部分はあるのですが、とりあえずこのへんで。
もともとアンドロイドOS自体が、iOSからインスパイアされて作られたものです。iOSがアンドロイドOSにインスパイアされることには、なんの問題もないでしょう。
これからも両OS共、お互いにさらに高め合っていってほしいものですね。
(コンタケ)