こんな伏兵がいたとは...！
ドコモの2013年夏の新モデルとして、シャープより4.3インチスマホ『AQUOS PHONE si』（アクオスフォン si）が発売されます。
この機種、パッと見ではよくある、小型・低スペック、低価格なモデルに見えるかもしれません。少なくとも、筆者は最初そう思いながら触れさせてもらいました。
しかし、その思いは良い意味で裏切られたのです。この「si」、今回発表された機種の中で、ライターのコンタケ・ワタナベ両名とも一番の注目機種として挙げた、すごい一台となりましたよ。
なぜなかった、小型高スペック
本機種は、前述のとおり4.3インチと小型です。一昔はこのサイズが主流でしたよね。
しかし、時が進むに連れ、高スペック・大型化が進行。4インチ前後の小さいものは、低価格・低スペックなものばかりとなっていきました。
そんな風潮に、一石を投じようとしているのが「si」です。このサイズでありながら、2GBのRAMと、1.7GHz・4コアのCPUを搭載。完全なる高スペック機なのです。
「小型で高スペック」。思えば、なぜ今までなかったのか不思議なぐらいですよね。その結果、今までにない、まったく新しいスマホとなっているのです。
また、小さいながらも、ベゼル（フチ）がかなり狭いため、画面の小ささはほとんど感じませんでした。
とにかく持ちやすい
本機種はサイズの割にバッテリーが2,100mAhもあるため、他の大型機種と同等の厚さがあります。
しかし、この厚みが逆にとても持ち易くしてくれています。このぐらいの小ささになると、ある程度の厚みがあった方が良いのかもしれません。
無理なくシンプル化
本機種、サイズ以外の基本的な部分は今回発表された「アクオスフォン ジータ」と同様です。しかし、やはり小さい中にすべての機能を詰め込むことはできなかったようで、一部の機能は使えなくなっているとのこと。
と言っても、スワイプによる画面のオン・オフや、覗き見防止フィルターといった、必要性の低い機能に絞って削っているようです。
サイズダウンのため、無理なくシンプル化されているわけですね。
唯一残念な点としては、画面がIGZO（イグゾー）液晶ではない点。ベゼルを最小まで削っているため、構造上できなかったそうです。惜しいですね。
しかし、今までになかった「小型で高スペック」という新境地を見せてくれた「si」。この夏、新たなビッグウェーブを起こしてくれそうな予感ですよ。
画面：4.3インチ（720×1280ピクセル）
サイズ：約 幅59×高さ126×厚さ10.7mm
重量：約 131g
CPU：（4コア・1.7GHz）
メモリ：2GB
ROM：32GB
OS：Android4.2
バッテリー：2,600mAh
カメラ：メイン1310万画素／正面1280万画素
防水／防塵：両方あり
おサイフケータイ：あり
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（コンタケ）
