解けなくてもバッテリーを引き抜いたりしないように。
シンプルで多機能な目覚ましアプリが『スマートアラーム』です。
デフォルトのアラームアプリのように簡単な使用感で、アラーム解除時に計算を解かせたり、音量を徐々に大きくしていったり、祝日等はアラームを止めたりと、多様な設定項目が実装されているのが大きな魅力。
また、10個までアラーム項目を追加可能で、一目瞭然のウィジェットにも対応。何分後に鳴らしてくれといった指定の仕方もできる「クイックタイマー」など、アプリ名にもあるように、本当にスマートな日本製のアラームアプリです。
実際のアラーム時刻を設定するまでに、一つ下ごしらえを。メニュー「指定日の設定」で、仕事なり学校なりが休みの日など、アラームから除外したい日を追加しておくと、アラーム設定時に捗ります。ちなみに日本製のアプリなので、日本の祝祭日は全てあらかじめ登録されている点もグッド。
で、実際の設定項目に移ると、その項目の多さに驚かされます。よく見かけるものと別に、特徴的な項目をいくつか紹介すると...
指定日の除外...上述の指定日はアラームが鳴らないように設定できます。
繰り返し...毎日、上述の指定日のみ、数日ごと、毎月○日、第何○曜日のみなど、繰り返し鳴らす日を指定可能。
フェードイン...マックスの音量を指定し、それに向かって音量を徐々に大きくしていけます。そこに到達するまでにかかる時間なんかも設定可能。
ストップ/スヌーズボタン...アラーム/スヌーズストップ時、それに必要な様々なジェスチャーを指定可能。ボタン長押し、計算問題（簡単～難しい）、番号入力など、多彩です。
筆者はためしに、難しい計算問題×5問というのを設定し、アラームを鳴らしてみましたよ。
これは、けっこう、ぼやけた頭でやるのは面倒。気の短い人だと、バッテリーを引き抜いてしまいかねないかもですが、落ち着いて計算し、アラームを解除したときには、イライラで頭が刺激されたのか眠気もなくなっていました。
メニューの「クイックタイマー」は、時間を設定するのではなく、1分から12時間まで用意された時間をタップし、その時間後にアラームが鳴るというもの。ちょい昼寝というときに20分をタップすれば20分後に起こしてくれます。ちなみにこれも計算を課したりできますよ。
あとはウィジェットをホームにおいておけば、アラーム時刻を把握することもできるし、タップすればいつでも設定画面に飛ぶことができるにでこれも地味に便利。
多機能でもごちゃごちゃしてたらそれだけで辟易してしまいますが、これはシンプルかつ多機能で、ホントにスマート。有料版もありますが、この無料版でも十分使えますよ。
使用端末：IS12SH
OS：2.2、2.3
バージョン：1.8.0
--------
発売元：TanyuSoft
更新日：2013/04/21
価格：無料
対応機種：Android2.1以上
（斎藤栄孝）
