GW後半突入〜!
前半を飛ばしすぎてやることがなくなってきたら、とりあえずスマホいじっとけってことになりそうな人も多そうですね。え? 僕だけ? んなわきゃないでしょう!
GWなのに時間を持て余してしまうほど、時間が空いてしまったらスマホ周辺グッズに目を向けてみるとちょっと幸せになれるかもしれませんぞ!
というわけで、今回はGWの期間中だけでなく、末なが〜くお付き合いできそうな便利グッズを紹介しちゃいましょう。
SDカードじゃ容量が足りない? USBメモリなら抜き差しするだけと簡単よ!
Androidスマホには通常1枚のmicroSDカードの挿入口がありますよね。その中にSDカードを挿入しておくわけですが、例えば容量がいっぱいになってきたときどうするかって考えるとけっこう悩んじゃったりするわけです。
選択肢としては
- 容量の多いSDカードを新調してデータを移し替える
- 写真や動画をクラウド保存してSDカードの容量を削減
- パソコンにデータを一部移してSDカードの容量を削減
とまぁ、こんなところでしょう。
1の場合、新しいSDカードを購入してデータを移し替えるまではいいですが、これまで使っていたSDカードをどうするかで悩んじゃいます。
2の場合、データの閲覧に毎度ネットへの接続が必要になってきます。
3の場合、SDカードの容量が増えるごとに、データの編集作業を行わねばなりません。
どれも一長一短ですねぇ。
僕はこれまでこの3つの選択肢でやりくりしてきたタチなんですが、便利だけど面倒くさい。もうちょっと手軽に使えるアイテムないかなと探していたんです。
こんなときに使うことわざなんですかね、灯台下暗しって。AndroidスマホにはUSBホスト機能を搭載しているものがあります。
USBホスト機能とは:
USB接続でマウスやキーボードなどをスマートフォンと接続して使用することができる機能のこと
この機能を活用できる機種を持っているなら、知らなきゃソンかもしれない周辺アクセサリがあります。
それが、サンワダイレクトさんから発売されているスマートフォン対応USBメモリなのだ。
このUSBメモリ、4GB・8GB・16GBの3タイプがあります。用途に応じて複数持つもよし、16GBを購入しておいてまとめてしまうもよしです。
このUSBメモリを使うメリットは、データの編集のためにスマホをパソコンに接続する必要がなくなるってこと。
これってちょっとしたことだけど、すごく使い勝手が良くなります。
僕の場合、このUSBメモリにありったけの動画や自炊(スキャンした)マンガをぶち込んでます。動画やマンガってシリーズものだと、それだけでSDカードの容量を大幅にとっちゃうんですよね。
かといって、動画をクラウド経由で見ようとすると、通信が必要で電波の確保が必須だったり。必要なときにパソコンからSDカードに転送している時間なんてないし忘れてしまいます。
あらかじめ、娯楽専用にUSBメモリが1本あればすっごく便利です。
見たいとき、読みたいときにスマホに挿すだけでいいんですから。
本当に挿すだけで使えるのかを検証
まず、所有しているスマホがUSBホスト機能に対応している必要があります。サンワサプライさんのスマートフォン対応USBメモリの動作確認済み端末は
MEDIAS:U N-02E
ARROWS:X F-02E・V F-04E・X F-10D・Tab F-05E・Tab LTE F-01D・X LTE F-05D・Z WiMAX ISW11F
Xperia:Z SO-02E・AX SO-01E・SX SO-05D・GX SO-04D・NX SO-02D・acro HD SO-03D/IS12S・Tablet Z SO-03E・VL SOL21
REGZA Phone:T-01D
P-04D・Disney Mobile on docomo P-05D
HTC J butterfly HTL21
Nexus:7・10
となっています。
僕はAQUOS PHONE ZETA SH-02Eを使用していますが、USBホスト機能に対応しているので問題なく使えました。ブルーのバックライトがなかなかにオシャレ。
USBメモリを認識すると、ステータスバーにアイコンが表示されます。
本体設定からmicroSDと端末容量の項目を確認すると、新たにUSBストレージの項目が表示され、USBメモリの容量も表示してくれます。
USBメモリのデータをチェック!
microSDと端末容量の項目内にある、ファイル管理からUSBメモリ内のデータにアクセスできます。あらかじめパソコンで作成しておいた動画データやマンガデータをそのまま再生・閲覧が可能です。
え〜、これならSDカードで十分じゃんって思いがちなんですけどね、動画などの趣味データを分断してUSBメモリに保存しておくと、よりSDカードを有効活用できるってことなんです。SDカードに保存可能なアプリに容量を充てれたりとかね。
ドライブ中に動画を流してみたり、喫茶店で一服しつつ好きな本を読んだり。趣味専用の1本になるわけです。
取り外し時はマウント解除を忘れずにね!
パソコンからUSBメモリの取り外しを行うときもそうですが、スマホから取り外す際も、マウント解除は忘れずに行うようにしましょう。SDカードでもそうでしょ? デリケートなパーツは相応に取り扱ってあげなければなりません。
必ず本体設定からmicroSDと端末容量のUSBストレージ項目内にあるUSBメモリのマウント解除をタップしてマウントを解除しましょう。すると、通知領域にUSBメモリの安全な取り外しができるよ〜というお知らせが表示されます。
ここで初めてスマホからUSBメモリを外すようにしましょう。変に抜き差しすると、大事なデータが破損してしまう可能性も無きにしもあらずですよ。
認識エラーが起きたときのチェック項目
初めて使用したとき、認識エラーになってしまうことがあったので、状況と対処法も合わせて紹介しておきます。
USBメモリのフォーマットはFAT-32で!
ほとんどないことだとはとは思いますが、USBメモリのフォーマットはFAT32になっていることを確認しておきましょう。Macの場合はディスクユーティリティから、Windowsの場合は、USBメモリを右クリック→プロパティからフォーマットを確認できます。
バッテリーは十分な状態で使用するべし!
USBホスト機能を使用する際、スマホからUSBメモリへの電源の供給もする必要があります。そのため、バッテリー残量が少ないとUSBメモリを認識しづらくなります。必ず確認しておくようにしましょう。
ダミーmicroSDカードは抜くべからず!
パソコン側端子内には、ダミーmicroSDカードなるものが入っています。これを抜いてしまうと、パソコン側でUSBメモリを認識してくれません。1度抜いたとき、勢い余って内部カバーらしきものまで一緒に飛び出てきて焦ってしまいました。直ったけど。こちら、microSDカードを挿入しておいてもOKです。ただ、GALAXYシリーズの一部でしか機能しません。
スマホ単体でも管理は可能
パソコンなんて持ってないよって人でも、ファイル管理系アプリ(アストロファイルマネージャ、ES ファイルエクスプローラーなど)をインストールしておけば、USBメモリをスマホのみで管理することもできます。
ファイルの場所は、「/mnt/usbmemory/」にあります。
ケースをしてても大丈夫! 付属の延長ケーブルで問題解消!
スマホケースを装着していると、なかなかうまく刺さりません。付属の延長ケーブルを使って問題を解決すべしですぞ!
動画・音楽・マンガ、用途に合わせて1本持っておくと本当に便利!
SDカードと端末容量だけでは、やっぱり動画なりマンガなりを多数楽しみたい場合に割り当てられる容量に限界があるんですよね。趣味のために1本持っていればもう容量不足で〜なんてことで悩むことも少なくなるんじゃないかと思ってます。
これ、けっこうどころかかなり僕の中で大活躍してます。
(空閑叉京)