こういうのを待ってたんだよ!
富士通研究所は、紙に書いてある情報をスマホのようにタッチ操作することでデータのやり取りを可能にする技術を開発したと、テクノロジーニュースサイトのDigInfoさんがレポートしています。
「紙をタッチ操作」と聞いて、最初は非常にうさん臭いなーと思いました。が、実際に見てビックリ。これはまさに未来の技術ですよ。
Digiinfoさんが公開している動画がありますので、実際にご覧ください。
いかがでしょうか? 筆者は最初の10秒でいきなりぶったまげましたよ。
動画内の説明にある通り、この技術に使用している機器は通常のWebカメラとプロジェクターのみ。他はすべてソフトウェアによる座標計算で動作します。
画像の荒いWebカメラでもしっかりとタッチした位置だけを取り込めるよう、非常に高精度な座標計算をしているとのことです。確かに、これは並大抵の技術力ではマネできそうにありません。
スマホやタブレットが生まれてきて以来、タッチ操作がいかに優秀であるかが見直されて来つつあると思います。この富士通研究所が開発した新技術も、スマホなどに触発されたものなのでしょうか。
多くのものがデジタル化されていきつつも、未だに多くの場面で使われる紙。いずれはこの技術が、アナログとデジタルをつなぐ、新しい方法となっていくかもしれませんね。
実世界の物に対してタッチ操作可能な次世代ユーザーインターフェース[DigInfo]
(コンタケ)