みなさん、東南アジアからこんにちは!
インターネット関連サービスを提供する「セレージャテクノロジー」は、2013年3月7日、アジア各国のfacebookユーザー数を発表[pdfファイル]しました。
同社発表によると、アジア全体でのユーザー数は、前回の調査と比較して143万人の減少となっています。この状況の中、元気なのがインド、インドネシア、そしてフィリピン!
過去3カ月(2012年12月~2月)の推移数を見てみると、インドとインドネシアは、2012年12月から2013年1月にかけてやや減少したものの、2月にはまた増加傾向を示し、これら3カ国が上位3位を維持しています。
第2位:インドネシア
第3位:フィリピン
持論になりますが、インド・インドネシア・フィリピンは、各国内だけではなく、世界各国に家族親戚・友人が散らばっているので、フェイスブックが便利なコミュニケーション手段になっているのではないでしょうか。
少し注意してみたいのが「対人口割合」。人口大国であるインド(約12億人)とインドネシア(約2億5,000万人)は、それぞれ5%、19.5%。一方フィリピン(約9,650万人)は31.1%となります。フィリピンの貧富の格差を考慮すると、10人3人はFBに参加している状況には驚きました。
また、1月・2月・3月発表によると、前月調査から比べたユーザー増加数のトップ3にランクインして注目したい国がベトナムとパキスタン。
ベトナムは、1月発表では第2位、2月発表では第1位、3月発表では第3位。一方、パキスタンは、2月発表で第2位を獲得しています。
(GNIについては、グローバルノート調べ)
現在、経済指標として使われている「国内総生産(GDP)」に「海外からの所得の純受取」を加えた「国民総所得(GNI)」を見てみると、177カ国中、ベトナムは第59位、パキスタンは第46位となり、20位内にランクインしているインドやインドネシアに比べて検討しているのがうかがえます。
2013年に入り、一部、「FBの人気に陰りが見えてきたのでは」という報道もあります。また、日本では、FBだけでなく、InstagramやLINEなど次なるSNSが人気を博していますが、アジア圏では、まだまだFB人気を維持しているようですね。
半年後、1年後はどうなっているのしょうか。LINEがFBを駆逐する日はあるのでしょうか?
(石川あいす)