紙幣に肖像が描かれるってすごく偉人っぽいですよね。
コンピュータ界の偉人であるのはもちろん、晩年はiPhoneやiPadなどを通してスマホやモバイルの世界において特に大きな存在感を持っていたのがアップルのスティーブ・ジョブズ。そんなジョブズの肖像が描かれた1ドル紙幣が販売されているという話題が国内外のメディアで報じられていました。
ヤバいんじゃないの? 変造紙幣? と疑ってしまいますが、アメリカ合衆国では政府が公認している紙幣加工業者が存在しており、今回話題のジョブズ紙幣も当然ながらそうした公認の加工紙幣なのだそう。しかもこの紙幣は米国内では通常の1ドル札として実際に使用できるというのだから驚きですよね。
そこでジョブズ紙幣を取り扱っているという加工紙幣販売サイト『Celebrity-Cash.com(セレブリティ・キャッシュ)』をのぞいてみるとそこには大量のオモシロ紙幣の数々が...
上の画像は11月の新作一覧ですが、明らかに非実在な方々も紛れ込んでいらっしゃいます。100歩譲ってアメコミのThor(マイティ・ソー)までは許すとしてもピカチュウはアメリカ人じゃない...っていうか人類でもないですよね。任天堂が公式にOKを出しているのかもちょっと気になるな〜。
他にも実在の是非については意見が分かれそうなクリスマスにやってくる人や、ロックミュージシャンなどなど様々なジャンルの人物たちが揃いも揃って1ドル紙幣として並んでいる様子はなかなかの見物です。ちなみにお値段は1ドル紙幣ながら4.75ドル。ちょっとした錬金術を垣間見た気分。
おっと、つい本題から逸れてしまいましたが、実は肝心のスティーブ・ジョブズ紙幣、現在では販売されていないようです。
あまりの人気に売り切れたのでは? という線も捨てきれませんが、サイト上で検索をかけたりリストから探していっても発見できないことから、どうも何らかの事情によって販売が差し止められたか商品の取り扱いを止めてしまったという可能性もあるかもしれません。
真相について現状でははっきりしたことはわかりませんが、そこはスティーブ・ジョブズ、消えたと思わせて「One more thing(ワンモアシング)」な〜んてつぶやきながら再登場する心憎い演出だったりして。
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[Celebrity-Cash.com via Macお宝鑑定団Blog]
(ワタナベダイスケ)