始末書じゃすまねーぞ...
アップルが同社提供の時計アプリのデザイン使用料として、スイス国鉄に2000万スイスフラン(約16億円)を支払ったと複数の海外メディアが報じています。
時計のデザインで16億円。ちょっと私の感覚ではチンプンカンプンですが、とにかく自分の生涯年収×輪廻数回分というドエライ事件ということだけは理解できます。
なぜこんなことになってしまったのでしょうか。背景を整理してみましょう。
アップルは今秋のiPhone5発売に合わせて、新OS(オペレーションシステム)「iOS6」をリリースしました。
「iOS6」といえばパチンコガンダム駅に代表されるヘンテコ地図アプリが大きな話題になりましたが(関連記事はコチラ)、その影で時計アプリのデザインがスイス国鉄の時計デザインとそっくりだとユーザーから指摘されていました。
そしてすぐにアップルとスイス国鉄で話し合いがもたれ、10月にもアップルが支払うことでデザインの継続利用が認められました。
なお、なぜアップルが許可をとらずに利用に踏み切ったのか、といった背景は明かされていません。
問題があった地図アプリで責任者が退任する(関連記事はコチラ)等、ジョブス亡き後は詰めの甘さが散見されるアップル。ファンのためにも、今後は頑張ってほしいですね。
関連記事:
(伊藤ハワイアン耕平)
コメント
コメントを書く