「LTE」「Xi」「4G」「3G」...ﾜｹﾜｶﾒｰ！通信系のややこしワード解説します:TABROIDちゃんねる: tabroidチャンネル(TABROID)

知らなくても大丈夫。ただ、知ってるとモテます（当社比）

左を見れば「4G」、右を見れば「LTE」。何やら技術系のおはなしみたいだけど、詳しいことはチンプンカンプン。スルーしちゃってもいいけど、価格や速度がそれぞれ違うみたい。やっぱり、知っといたほうがお得なのかな...

結論から言うと、知らなくても全く生活に支障ありません！

ただし、頭にモヤモヤ疑問をキープしておくのは健康にVERY BAD。スマホライフの管理栄養士・TABROIDがそんな疑問に答えちゃうぞ♪ Let's go ｽﾞｯｷｭ～ﾝ!

■「3G」「4G」とは？

3G：第3世代移動通信システム
4G：第4世代移動通信システム

「3G」とは3rd Generation、つまり携帯電話で利用している通信システムの第3世代という意味です。「1G」「2G」「4G」もそれぞれ数字の世代ですよ。

「4G」にもいろいろな規格がありますが、その一つが、最近よく耳にする「LTE」（ロング・ターム・エボリューション）。現状は4G＝LTEと認識しちゃってOKです。

■「3G」「4G（LTE）」の違いは？

ボクシングで例えると、階級（世代）が違うので、パンチ力（通信速度）が段違い。

4G（フェザー級「力石徹」）＞3G（バンタム級「矢吹丈」）

ひとくちに通信システムといっても、世代が違えば性能が大きく異なります。例えば通信スピードを比べると、3Gは4G（LTE）に太刀打ちできません。（例：FOMAハイスピードの最大受信速度は14Mbps、Xiは75Mbps）

いうなれば、3Gのパワーアップ版が4Gです。

このことを考慮したうえで、各キャリア（電話会社）が提供するサービスをチェックしてみましょう。

■キャリアが提供する通信サービス名称

・3G

ドコモ：FOMA（フォーマ）
KDDI：CDMA 1X WIN
ソフトバンク：SoftBank 3G

・4G（LTE）

ドコモ：Xi（クロッシィ）
KDDI：4G LTE
ソフトバンク：4G LTE（iPhone5用）/4G（Androidスマホ用）

ご覧のように、各キャリアが自由にサービス名を設定している点に要注意。

各社ごとに名前は違えど、世代が同じなら通信速度はさほど変わりません。違いがあるなら価格と通信範囲。この2つは契約前にチェックしたいところ。

それではお次に、「プラチナバンド」「Wi-Fi」「イーモバイル」といった他のワードもチェックしてみましょう！
　

■その他、勘違いされやすい単語

・プラチナバンド

ビル街や山間部でも通信しやすい電波帯のこと。ドコモとKDDIは昔からプラチナバンドに対応していますが、ソフトバンクも7月から対応し始めました。以下の記事もどうぞ。

「プラチナバンド」ってなんなのよ？ 7月25日からソフトバンクの電話がつながりやすくなるそうです。

・Wi-Fi（ワイファイ）

建物1つくらいをカバーできる、小型の無線通信ネットワークのことです。無線LANとも呼ばれます。Wi-Fiに対応した端末なら、スマホ、パソコン、デジカメなどなんでも、おたがいに通信してデータをやり取りできます。

カバーできる範囲は狭いですが、機器さえあれば個人でもWi-Fiエリアを設置できるお手軽さが魅力。通信キャリアやコンビニ、飲食店などが提供する公衆Wi-Fiサービスもあります。

・＋WiMAX（プラスワイマックス）

auが提供する、高速データ通信サービス。LTEほどのスピードは出ませんが、対応しているスマホならアイコンをクリックするだけで高速通信モードに切り替えられます（月額525円）。LTEの弟分のような通信方式だと思ってください。

・UQ WiMAX（ユーキューワイマックス）

UQコミュニケーションズ株式会社が提供する、通信規格・WiMAXを利用したデータ通信サービス。「リア速！」でお馴染み。

同社提供のルーターをタブレット/ノートPCに繋げば、どこでも高速インターネットが可能になります。なお、電話はできません。データだけです。

・EMOBILE LTE（イーモバイルエルティーイー）

イー・アクセス株式会社が提供する、LTEを利用したデータ通信サービス。「めっちゃ速イー！」でお馴染み。

同社提供のルーターをタブレット/ノートPCに繋げば、どこでも高速インターネットが可能になります。なお、いまのところ通話はできません。（将来的にはできるかも？）