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時代に逆行しているのか、あるいはこれこそ新たな進化の道なのか...

ウィルコムの据え置き電話型PHS『イエデンワ』のニューモデル『イエデンワ2 <WX05A>』が発表されました。

小型軽量化が正義! と言わんばかりの昨今の風潮にあって、持ち運びの利便性を犠牲にして昔ながらの使い勝手に回帰した旧イエデンワ。実はウィルコムのプレスリリースによれば全国120以上の自治体において約8,000カ所に導入されたとあり、隠れたヒット商品でもあったようですね。

『イエデンワ2』では従来モデルが備えていた単3乾電池4本でも動作できる、赤外線通信で携帯電話からの電話帳インポート可能、などの特徴を引き継ぎつつハンズフリー通話自宅の固定回線にも接続できるといった新機能を追加。

あいかわらずメールやウェブなどには対応しないものの、独自の方向での進化を遂げつつあると言えますね。

諸元の一部を旧モデルと比較してみると、突起部を除くサイズで約200×195×74mm旧モデルより高さが2mm低くなったものの重量は600gから670gへと増大。そもそも持ち歩きを前提としていないため重量増は問題にはならないという判断かと思われます。


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実際に見た目を比べてみてもどこが変わったのかわからないくらいですが、逆にもうこのカタチと操作性はある種完成の域に達しているということなのかもしれません。

そんなイエデンワ2、価格は未定ですが5月下旬には発売されるということですので、利用シーンが想定できるという方や珍デンワ機マニア諸兄は購入を検討してみてはいかがでしょうか。


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「イエデンワ2<WX05A>」の発売について [ウィルコム プレスリリース]

(ワタナベダイスケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/03/iedenwa2.html