思い起こせば4~5年前は(日本をあまり知らない)アメリカ人の日本のイメージと言えば「東京の満員電車で乗客を押し込む駅員」と「最先端の携帯電話」でした。今ではiPhoneの登場で日本=ハイテク携帯というイメージも無くなってしまいました。昔はアメリカ中西部の若者に会えば「日本ではアメリカの5年先の携帯を皆使ってるんだろ?」と言われたものでした。。。残念。
今では生活の隅々まで最先端のアプリが溶け込んでいます。NYのような人口の密集した地域は特にです。では最近のNY面白アプリを紹介します。
1.NYC WAY [Google Play][iTunes]
これ一つあれば他のアプリはほぼいらないというぐらいの網羅っぷり。レストラン、クラブ、ギャラリーはもちろん、指名手配犯の写真や公衆トイレの位置まで。NY市長公認アプリ。
2. Exit Strategy [Google Play][iTunes]
NYC WAYには無い機能なのがExit Strategy。目的地や乗り換え電車を入力することでどの駅で何両目に乗るのが一番効率が良いかを教えてくれます。
3. MoMA [Google Play][iTunes]
マンハッタンに美術館は多くあれども、近代美術を扱うMoMAは特に「?」と首をひねってしまう作品も多いものです。
このMoMAのアプリを使うと作品を分かりやすく解説してくれるオーディオツアーを聴くことができます。もちろん、展示や特別イベントの案内なども告知してくれます。MoMAだけでなく自然史博物館など他のマンハッタンの美術館の多くもアプリを提供しています。
4. iParks NY [iTunes(米国のみ)]
セントラルパークだけがニューヨークの公園ではありません。観光で訪れた人はいたるところに公園があるのに驚くでしょう。iParks NYは公園検索アプリ。子どもを遊ばせるための遊技場がある/ない、有名な公園、暑い日に涼しむための公園など条件を付けて検索できます。
5.Lustr Fashion Finder [iTunes(米国のみ)]
NYはファッションの街でもあります。Lustr Fashion Finderは現在地に近いファッションストアのブランドやセール情報などを教えてくれます。
最後に、これはNYだけではないですが、俺が最近知って面白いと思ったのが
6.Type n Walk [Google Play][iTunes]
前回の記事でも書きましたが、最近は1ブロック歩けばスマホを覗いている歩行者と3人はすれ違うことができます。そんな不注意な彼らのために作られたアプリがこちら。メッセージを書いている最中に画面に自分の進行方向の画像が映し出されるというもの。人間はどんどん怠け者になっていきますね。
(近藤司)