どうして探偵が冒険するのか? それが『秘宝探偵キャリー』最大の謎です。たぶん。
最近はやりのカードバトル系ソーシャルRPG。スマホ向けにも専用のアプリがたくさん出ていますが、今回紹介する『秘宝探偵キャリー』は、Google Playの売上ランキングでいつも上位にいる人気作です。
プレイヤーはひとりの探偵となり、伝説の探偵・キャリーすら手に入れられなかった秘宝を探して、古代の遺跡や伝説の島々を冒険する、というRPGです。
ちょっとしたスキマ時間にプレイして、クエストを進めてカードを集め、バトルする。カードバトルRPGはいくつもありますが、『秘宝探偵キャリー』が人気の理由はなんだろうな? ってことで、さっそくプレイしてみましたよー。
■めんどうな登録なしですぐプレイできる
ソーシャル系のゲームをはじめるときの最初のハードルって、SNSなどへの登録作業なんですよね。メルアドを登録したり、パスワードを設定したり。...俺はただ早くゲームをプレイしたいだけなんだ。
その点、『秘宝探偵キャリー』は話が早い。Google Playからアプリをダウンロードして起動したら、すぐにオープニング開始。あとはニックネームと初期キャラクターを決めたら、もうゲームスタート。この間わずか62秒。はやい。
ちなみに、機種変などでデータを移動させたい時はメールアドレスの登録が必要ですが、これもボタン一発でGmailを登録できます。ここまでラクチンなのはなかなか見ないですね。
■たまにはリアルで探検したっていいじゃない
『秘宝探偵キャリー』は冒険がテーマのゲームですが、そのテーマをしっかり表しているのが「レンジ」システム。
これは、1日9回まで自分の現在位置をGPSで計れるというもので、計った場所がはなれているほど、「レンジ」なるポイントがもらえます。レンジを貯めると「ガチャ」でカードが引けるわけで、通勤や通学といった毎日の移動のついでに自分の位置を登録すれば、いいことがあるわけです。
あとはやっぱり、どこか遠くへ出かけて莫大なレンジを稼いでみたい... プレイヤーの冒険心(?)をかき立てられます。たんに旅行したいだけのような気もしますが。
■AIまかせもいいけれど、ゲーマーなら自分でバトりたいね
『秘宝探偵キャリー』でいちばん盛り上がるのは、やっぱ敵やライバルとのバトル。手持ちのカードから5体までのキャラクターを選んで「デッキ」を組み、おたがいにぶつけあうわけです。
デッキの作成もバトルも、基本はAI(コンピューター)まかせで戦えます。自分もサクサクとクエストを進めて、出会った敵は片っぱしから蹴ちらしていって...って、雑魚に負けたあっ!?
最初はたまたまの偶然、事故、まぐれだと思ったものの、そのあとで出会った中ボスにも負けるしまつ。このバトル...意外とあなどれない!
調べてみるとこのゲーム、デッキの編成もバトルでの立ち回りも、プレイヤー自身で決めることができるそうです。敵の属性と相性のよいカードをデッキに集め、出撃させる順番やタイミングを自分で決めれば、自分より強い相手でも互角以上に戦えるとか。
さっそく負けた中ボスに対して相性の良いカードでデッキを組み、なるべくたくさんのカードをまとめて出撃させるように調整すると...よし、勝った。
ソーシャルRPGのバトルは単に数値が強いほうが勝つだけ、なんて言われてますが、『秘宝探偵キャリー』はちゃんとゲームしてるな、うん。ちなみにザコのとバトルは、必ず自動バトルになるもよう。
バトルが苦手でAIまかせにする場合でも、カードをきっちり成長させれば強くなります。バトルのテクニックを磨くか、地道にカードを成長させるか、このへんはプレイスタイルですね。もちろん、カードを育てたうえでテクニックを駆使すれば、より強くなれるでしょう。
『秘宝探偵キャリー』の基本は最近はやりのカードゲームRPGなんですが、やはり専用アプリを用意しているだけあって、バトルやレンジといったシステムでより楽しませてくれます。
あと、とにかく通信が早くて待ち時間がほとんどないのもポイント。どんなゲームでも、読み込み時間は短いほうが正義! です。
最近、ブラウザなどでプレイするソーシャルゲームにはちょっと飽きを感じていたんですが、『秘宝探偵キャリー』を見ると、このジャンルもまだまだ進化しているんだなー、と感じます。
『秘宝探偵キャリー』のダウンロードはこちらから[Google Play]
使用時間:2週間
使用端末:GALAXY S II LTE SC-03D
OS:2.3.6
バージョン:1.1.2
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発売元:COLOPL, Inc.
更新日:2012年10月15日
価格:無料
対応機種:Android2.1以上
(金本太郎)