うぉぉぉぉ、もうアッタマきたぁーーー!
とスマホの挙動があまりに遅く、大人げないと思いつつもマジ切れしたことはありませんか?
「まだ無い」という方は、きっとブッダの生まれ変わりか、スマホがまだ新しいのでしょう。前者の方は遠からずチベットに出家されるものとして、後者の方はゼヒこのまま読み進めください。
メールに現在位置確認、ゲームに動画視聴と、何でもできちゃうスーパーマシン・スマートフォンですが、使い続けているうちに徐々に動作が重くなってしまうのが玉にきずですよね。
そこで今回は簡単に出来るメンテナンス方法&テクニックをご紹介します。
基本1:アプリを停止(タスクキル)しよう
アプリを同時に、かつ複数の利用はスマホを重くしてしまいます。こまめにタスクキルしましょう。
TABROIDでは種々様々なタスクキルアプリ(シンプル重視、ゲーム風、全自動etc.)をご紹介してきましたので、コチラから好みなモノをお選びください。
最も簡単で確実な方法は、スマホの電源をOFFにしてしまうこと。1週間以上も電源を付けっぱなしにしてまっては(しかも気づかずにやっちゃいがち!)、スマホの寿命を縮めてしまいます。定期的に休ませてあげましょう。
基本2:メモリを解放しよう
スマホを利用していくうちに、無駄な情報が少しずつ溜まっていきます。それを一掃するのがメモリの解放です。
机(メモリ)の上に溜ってきた本やメモ(不要になった情報)をお掃除する、とイメージしていただければわかり易いでしょうか。キレイに整頓された机なら、それだけ作業もはかどりますよね。
やり方は至って簡単。例えば『サクサク for Android』(無料)ならワンタッチでメモリ解放してくれます。作業時間も数秒です。
基本3:キャッシュを消去しよう
キャッシュとはアプリが過去に習得したデータのこと。例えばGoogle Mapなら、過去にチェックした場所を再チェックしたら、前回より素早くチェックできますよね。それは過去のデータ(キャッシュ)を保存しているからなのです。
本来はデータ読み込みを早くするためのキャッシュですが、溜まり過ぎては端末そのものを遅くしてしまいかねません。定期的に削除しちゃいましょう。
本体からアプリ一つずつのキャッシュを削除する方法もありますが、端末全体のキャッシュをワンタッチで削除する『App 2 SD (日本語版)』(無料:上画像のアプリ)『スマホ最適化のたしなみ』(無料)はおススメです。
以上が、スマホを軽くする基本中の基本といえる3ステップでございます。特にメモリの解放は最も効果を実感できるのではないでしょうか。
お次は、コレができたらスマホ気配り上手!な上級テクニックをご紹介しましょう。
上級1:不要なアプリは削除
アプリには、起動させるアプリ(ゲームやマップ)と自動的に起動するアプリ(LINEやFacebook)がありますよね。端末を重くするのは後者なのですが、ユーザーの知らないうちに起動しているアプリも存在します。
というわけで、使っていないアプリはバシバシ削除しちゃいましょう
上級2:ネット接続の頻度を下げる
アプリが自動でネット接続してしまっては、こちらも端末が重くなる原因になります。ソーシャル系アプリの場合、自動更新頻度を落とす、もしくは手動でアップデートするようにしましょう。
メールの場合は、「プッシュ」と「フィッチ」を意識的に使い分けましょう。例えばメールがほとんど来ない場合、フィッチしても無駄が多いですよね。
2つのメール着信システムの違い
プッシュ:リアルタイムで新着メールが届くシステム
フィッチ:一定時間ごとに新着メールをチェックするシステム
またFacebookやDropboxを中心に、端末で撮影した画像を自動でクラウド保存するアプリが増えてきています。便利な反面、コチラも非常に負荷をかけますので、設定の変更をおススメします。
上級3:マルチアカウントは負荷もマルチ
GmailやTwitterの場合、マルチアカウントを利用している方もいらっしゃいますが、これも端末に負荷をかけてしまいます。単純に、アプリが倍忙しくなっちゃいますよね。
複数持ちの方はメインだけスマートフォン、そしてサブアカウントはCPUパワーが桁違いなPCやタブレットで利用、と使い分けてはいかがでしょうか。
結論:スマホをいたわれば、バッテリーも長持ち!
基本の3ステップは多少技術的で、知らなかったかたもいらっしゃるでしょう。これからはゼヒ意識して定期的にメンテナンスしてあげてください。スマホが喜びますよ。
そして上級テクニックですが、実は過去に紹介した「バッテリー節約テク」といくつか同じ。つまり、スマホに優しい使い方はバッテリーをも長持ちさせる、一石二鳥の使い方なのです。
スマホがスイスイ動いて、長寿命化にも成功。そしてバッテリーも長持ちだなんて夢のような話ですよね。モノを大切に使うって、時代がデジタルになっても大切なんですね~。
合わせて読めば、アナタはスマホの巨匠です:
(伊藤ハワイアン耕平)