「医療費控除で、税金を奪還する！」だがどうやって？ を優しくガイド

過去5年間、入院＆治療にトータル数万～数十万円支払った年がある人は要チェック。

確定申告ビギナーの「医療費控除」をサポートするアプリ、『これって医療費控除？』が2013年版にアップデートされました。

医療費控除は、1年間に負担した医療費を申告することで、所得税の一部が返ってくる（還付）制度。自分自身と、生計をともにする家族の医療費が計10万円を超える分に適用されます。

さらに所得税だけでなく、翌年の住民税も控除額の約10％軽減されてダブルでお得です。

ただし申請にあたっては、所得200万円未満の人は10万円以下でも対象だったり、通院のためのタクシー代はいいけどガソリン代はNG、などケースバイケースで、結構ややこしい。

とまあ...詳しいことはこのアプリに聞いとくれ！ って感じなので、具体的な使い方を見ていきましょう。

昨年版より機能強化された2013年版は、以下の4機能を備えています。

1. シチュエーション別にその費用が控除対象かわかる「Q&A」
2. 日々の支払いを記録できる「医療費家計簿」
3. 戻ってくるお金を試算できる「シミュレータ」
4. 医療費控除のあらましと方法を説明する「制度紹介」

1では、医療費に含めていいのかわからない、よくあるギモンを集約。税務署のWebサイトで検索しても、見慣れない用語と情報量が多すぎて続きは明日にしたくなるので、こういうまとめはウレシイ。

市販の風邪薬代も、保険外の歯科治療もOK...なるほど

これらの支払いを医療費家計簿に記録しておいて、年収や家族構成を入力すれば、いつでも還付金額が概算できます。あくまで取られた税金が戻ってくるだけですが、数字が見えるとボーナス気分でやる気もわいてきます。

私が医療費控除した数年前、こういう便利アプリがあれば、手続きさっさと済んだのになーと心から思います。ちなみに医療費控除は5年分さかのぼって申告できるので、支払い記録が残ってるなら、払いすぎた税金は取り返すべき！ まずはこのアプリで皮算用ですよ☆

利用時間：20分ほど
使用端末： AQUOS PHONE SERIE
OS：4.0.4
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発売元：株式会社税務研究会
更新日：2013年2月12日
価格：無料
対応機種：Android2.1以上

（鈴木沙利）