それでも3Gよりずっと早いんすけどね...
イギリスの調査会社オープンシグナル社が、世界各地から選んだ9地域における、LTEの平均スピードを調査しました。9カ国のランキングと、通信スピード(メガビット/秒)は以下のとおり。
1位 [22.1]スウェーデン
2位 [19.6]香港
3位 [19.1]デンマーク
4位 [18.1]カナダ
5位 [17.3]オーストラリア
6位 [16.4]韓国
7位 [14.0]ドイツ
8位 [9.6]アメリカ
9位 [7.1]日本オープンシグナル社の独自データによる
うわっ...日本のLTE、遅すぎ...?
スウェーデンはダントツに早く、2位の香港~7位のドイツまでは似たり寄ったりの速度。アメリカと日本はカクンと落ちます。これはどうしたことでしょうか。
さらに日本国内の平均スピードを見てみると...
1位 [16.2]ソフトバンク
2位 [14.8]au
3位 [5.5]ドコモ
ソフトバンクとauだけなら他の国と同じくらいなのですが、ドコモが足をひっぱっているかっこうですね。ちなみにアメリカも、「メトロPCS」なるキャリアが[1.2]とダントツの遅さで国の平均スピードを下げています。
もちろん、「スピード=通信クオリティ」というわけではないです。どこでもつながるカバー範囲の広さも大切です。それでも、LTEのメリットはそのスピードにあるはず。
ドコモはすでにLTE回線のスピードアップ計画を進めていますが、それは「2014年から」のお話です。今年いっぱいは3Gよりかは早い、くらいの控えめなスピードが続きそうです。
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The State of LTE[OpenSignal via WirelessWire News]
(金本太郎)
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