家畜に神はいない！ 「ファイナルファンタジー タクティクス」、独自要素を追加でAndroidに登場【iOS版は値下げ】

大人になったから、もう一度プレイしたい

名作シミュレーションRPG『FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争』がSQUARE ENIX MARKETからリリースされました。価格は1,400ポイントです。（iPhone版はコチラ、iPad版はコチラからどうぞ：1,800円→1,400円）

本作のベースとなった『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』（PSP）からの変更点は以下の通りです。

・グラフィック最適化
・待機時間の高速化
・タッチパネル操作の最適化

本作はその名の通り、ファイナルファンタジーの世界観をベースにしたシミュレーションRPG。

マップのコマ移動や高低差といった独自の要素があります。しかし、「ナイト」「白魔道士」「源氏の小手」といったなじみのジョブや装備品も用意され、従来ファンでも違和感なく楽しめる作品です。

もちろん、ゲーム コアファンを満足させるやり込み要素、そして戦略性の高さに抜かりはありません。それでいて、ライトゲーマーに嬉しいお助けキャラクターも登場させる守備範囲の広さは、さすがPlayStationの最盛期を支えたタイトルですよね。

個人的にゲームプレイより注目したいのが物語。「経済格差」「宗教」「葛藤」といった本作のキーワードは、原作から16年経った今でも（当時はまだ学生でした）、いや中年期に差し掛かった今だからこそより深い意味を持ちそうです。

充実したゲームプレイをお望みの方、そして私達のソレからボタンを掛け違えただけの世界を覗いてみたい方は、本作をプレイしてみてはいかがでしょうか。購入がより容易な、グーグルプレイでのリリースも待たれますね。

[SQUARE ENIX MARKET](Pic)

（伊藤ハワイアン耕平）