たろすけの研究サブノート

読書感想文の書き方(やっつけ編)その3~本文を書く

2016/08/26 19:18 投稿

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 それでは、いよいよ実際に書くパートになります。これまでの行程で十分に最適解を選択できていれば、一番楽な部分といっても過言ではないでしょう。ここでもいかに時間をかけずに「やっつけてしまえるか」を最重要課題とします。


○本文の内容に触れない
 前パートにおいて、きちんと「本文を読まない」ことが履行できている場合であれば、必然的に導き出される答えは「本文に触れない」ことであることは明白です。いかにタイトル及び全体的な雰囲気からの情報のみで指定字数を書き上げるかに専念することが重要です。
 たとえば芥川龍之介の「河童」を選んだとしましょう。この本では、「河童」が登場することが予想されます。ここからが問題です。何しろ本文を読んでいないため、本文の内容に触れるわけにはいきません。さりげなく「河童-五訂版」等として、本文をでっちあげてしまうという技もないわけではありませんが、いかんせん作者の芥川龍之介がすでに死んでいます。いまさら改訂版を出す必然性が薄いため、信憑性が皆無であるといっていいでしょう。何より嘘はいけません。では、そのような場合にどうすればよいのか、具体的に見ていきたいと思います。


○本との出会いを語る
 自分がなぜこの本を手に取ったのかを書くという高等テクです。この場合、正直に書いてしまうと「本文読まなくても書けそうだから」「他になかったから」等になってしまいますが、国語の先生がピース又吉でなかったとしても評価が下がるのは免れないでしょう。ここは、少々誇張してでもこの本を手にした必然性を書きましょう。妥当なところでは「タイトルに興味を持った」あたりになるでしょう。「妖怪ウォッチブーム」や「水木しげる」あたりと絡めて、妖怪に対する興味が募っていたところにたまたまた書店で目にした「文学者による『河童』というタイトルの本」という流れが自然です。これでこの本を選んだ動機は完全に隠蔽できます。


○本を読んだ前後について語る
 かなりオールマイティに使える技です。この本を読んだことにより「河童に対する見方が変わった」「芥川龍之介のイメージが変わった」「ふだんの生活が決して当たり前のものでないことに気づいた」等、本を読んだ前後において「(自分の中での)何かが変わった」と言い切ってしまいましょう。何かしらのエピソードを読んだわけですから、それまでとはイメージが変わってしかるべきです。たとえば「3匹の子豚」を読む前と後では「子豚に対するイメージ」が変わっているはずです。「この本を読むまでは、子豚が家を建てるなんて思いもよりませんでした。」「この本を読んで、やっぱり『子豚は美味しそうである』という印象は、種を超えた普遍的なものであることを知りました。」等、本を読む前には気づかなかった真理に近づいているはずです。このテクニックには、「あ、ちゃんと読んだんだな」という印象を与えることができるというだけでなく、「本当に何かが変わったかどうかは本人以外に確かめようがない」という重要なメリットがあります。自信を持って言い切ってしまいましょう。
 ちなみに余談ですが、このテクニックは合コン等において、自分の知らない話題について盛り上がってしまったとき等にも応用できます。「シン・ゴジラどう思った?」と聞かれても、「見てねーよ」とは言えない状況があったとします。そのときは、「いや~、あれ見てから、ゴジラのイメージが変わったね」とか「ゴジラの新しい解釈だよね」などと言っておけば、あとは勝手に相手がしゃべってくれるので非常に重宝するテクニックです。


○「現代社会に~」とか言っちゃう
 古典作品として名を残している以上、現代にも通用する何かしらを持っているからこそ読み継がれているはずです。それを逆手にとった高等技術です。もっといえば、古典作品でなくとも、プリキュアやアイカツあたりでも「夢を失いがちな現代人にとってこそ…」等のことは言ってしまっても違和感なさそうです。ここは思い切って、「価値観が多様化した現代社会に痛烈な視点を提示するものである」「河童が見られなくなったのは、現代に生きる我々のほうにこそ原因があるのかもしれない」「胡瓜の価格の高騰は河童の仕業かもしれない」等のことを書いてしまいましょう。最後のやつだけ妖怪ウォッチ色が強いのは気のせいです。



※よ~し動画の感想文書いちゃうぞ!という方はぜひ(^^)

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