● 「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」とは?

2013年5月にiPhone/Android無料ゲームアプリとしてリリースされ、
RPG・アドベンチャーの2カテゴリで1位を記録したレトロコミュニケーションRPG。
プレイヤーは勇者となり、魔王討伐に向かうため、
どこかで見たことがあるような酒場で仲間を勧誘するところから物語は始まります。
ただし勇者は人付き合いが大の苦手、コミュニケーションに難ありのハイティーン!
モンスターとの戦いではなく人との会話こそが「戦闘」のように感じられる過酷な状況!
ファミコンテイストのグラフィックとBGMが古き良き時代を思い起こさせる、
マヌケでおバカなゲームです。


● そんなアプリを「小説化」してみることにしました

しかも長編連載です。ほぼ勢いに任せて決断いたしました。
小説化するのは、ゲームのシナリオも担当しておりますSYUPRO-DX・横田純です。
この文章を書いているのも横田です。いらっしゃいませこんにちは。

小説は今のところ、すべて無料で掲載する予定です。
ゲームの世界観、ストーリーはそのままに、
ゲーム中では解説されなかったキャラクターのバックボーンや裏設定も細かく描写し、
大幅にアレンジを加えるなどして物語の骨格を強化。
ジェットコースターのようなテンポで一気に語り尽くしたいと思います。

ゲームをプレイしていなくても楽しめる。
でも、ゲームをプレイしてくださった方はもっと楽しめる。
そんな内容を目指しております。
「アイツがまさか、こんなことに!?」「お前、実はそんなヤツだったのか!?」
「このシーン知らねえけど、追加シナリオ!?」という展開が待っている。はずです。

原作のゲームは、平均プレイ時間3時間〜4時間ほどの小品となっております。
もしよろしければ。こちらもあなたのお手元に届けば。僕はとてもうれしいです。

それでは次回、11月12日(火)から小説本編の連載を開始します。
どうぞ、お楽しみください。



● 「ドブネズミ」をリリースしたSYUPRO-DXについて

天井にめり込みながらジャンピング土下座を決める鋼鉄の肉体を持つ男、
パイルドライバーを失敗すると即引退しようとするベテランレスラーなど、
向こう側の世界観を模索するバカゲーアプリデベロッパー。
代表作は「THE・土下座」「彼はパイルドライバー」など。

・原作となるアプリはこちら(iPhone、Androidに対応しております)
http://syupro-dx.jp/apps/index.html?app=dobunezumi

・その他、SYUPRO-DX制作のアプリはこちら
http://syupro-dx.jp/apps/



● 「ドブネズミ」の小説を書く横田純について

1985年生まれ。脚本家。
劇団MacGuffins(マクガフィンズ)を主な活動拠点とし、
舞台上で小粋なジョークをぶちかましていたところ、
なぜかSYUPRO-DXに加入することになる。
SYUPRO-DXでは悲痛なボイスや胸熱なシナリオをひねり出し、
企画会議には皆勤するなど、変に真面目に活動中。
得意なセリフは断末魔。


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