荻上チキの αシノドス

αシノドス vol.117、土居丈朗×大野更紗×大西連 / 社会を構成する、ほか

2013/02/01 21:00 投稿

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はじめに 荻上チキ

■首都圏ではインフルエンザが流行っているようですが、皆さんはお元気にされていますでしょ

うか? 今号のシノドスは期せずして方法と他人の話を聞くというテーマの対話、論考が集まり

ました。

■まず、最初は財政の専門家である土居丈朗氏と、生活困窮者サポートの現場で働く大西連氏、

作家の大野更紗氏による鼎談です。違う相手の視点に立って他人の話を聞こうとすることの大切

さを感じさせてくれる内容になっています。

■続いて、シノドスには久しぶりの登場、田村哲樹氏による『社会運動の戸惑い』についての詳

細な書評です。自分のしていることが学問的にどう見えるのか、僕のような社会評論とジャーナ

リズム片足ずつ軸を置いている人間にはありがたい指摘だと思います。

■『学問の技法』(ちくま新書)を刊行されたばかりの橋本努氏の論考「大切なのは「お金」か

「時間」か?」は最近の大学生の生活事情から何が考えられるかについて興味深い考察の一端を

開陳して頂きました。

■シノドス初登場の木村俊介氏の「方法としてのインタビュー」は様々な媒体で多種多様な人に

インタビューをされている氏ならではの論考です。僕も取材する上で非常に勉強になりました。

■今号の  synodos journal reprinted は、内藤朝雄氏へのインタビュー、いじめ防止に「怖い

先生」は必要か? です。先日、自民党が『いじめ防止対策基本法案』の骨子案をまとめました

が、いじめ防止に本当に必要な対策とは何か、内藤さんが丁寧に解説してくださっています。

■次号は vol.118、2月15日配信予定です。お楽しみに!


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★今号のトピックス

1. 鼎談/土居丈朗×大野更紗×大西連
社会を構成する―医療・介護・財政(前編)

2.社会運動は「戸惑って」いるのか?
―あるいは、「失われたもの」をどのように取り戻すのか?
………………………田村哲樹

3.大切なのは「お金」か「時間」か?
――『学問の技法』番外編
………………………橋本努

4.方法としてのインタビュー
………………………木村俊介

5.経済ニュースの基礎知識TOP5
――2013年1月のニュース読解
………………………片岡剛士

6. synodos journal reprinted
インタビュー/内藤朝雄(聞き手:金子昂)
いじめ防止に「怖い先生」は必要か? 

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