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荻上チキ責任編集
“α-Synodos”
vol.159(2014/11/01)
特集:スポーツ
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★今号のトピックス
○はじめに
1.橘川武郎 プロ野球の経営史と阪神Tigers
2.トップアスリートに聞く!――ボッチャの奥深き魅力とは
3.中澤篤史
運動部活動は日本独特の文化である−諸外国との比較から
4.合場敬子
女子プロレスラーという職業選択
○編集後記
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○はじめに
11月になり、もう年末なんだなと心震えています。みなさん、羽毛布団だしましたか?
今号はスポーツの秋!ということでスポーツ特集でお送りします。スポーツ大好き!という方も、昔はスポーツマンだった!という方も、スポーツなんて関わりたくない忌々しい!という方も、楽しめる内容になっております。
まずは橘川武郎さんの『プロ野球の経営史と阪神Tigers』です。橘川さんと言えば、みなさんご存じのように、エネルギー産業史に詳しく、「リアルでポジティブ」な原発のたたみ方を提言されています。しかし、橘川さんにはタイガースファンというもう一つの顔がありました。日本のプロ野球の歴史から、ペナントレースを白熱させるための方法をご寄稿していただきました。日本シリーズ後に書きあげられた、出来立てほやほやの原稿です!
次に、「トップアスリートに聞く!――ボッチャの奥深き魅力とは」です。ヨーロッパで生まれ、重度脳性麻痺者のために考案されたボッチャ。パラリンピックの正式種目になっているボッチャのトップアスリートたちに、その奥深き魅力を聞いてきました。
3つ目は、中澤篤史さんの「運動部活動は日本独特の文化である――諸外国との比較から」です。日本の青少年スポーツとは切っても切り離せない関係にある部活動ですが、諸外国ではどのように運動部活動に取り組んでいるのでしょうか。今年、話題の本『運動部活動の戦後と現在』著者・中澤篤史氏に寄稿していただきました!
最後は、合場敬子さんの「女子プロレスラーという職業選択」です。女子の身体には「理想の身体」像があり、それはたいてい「痩せていて、細くて長い脚を持ち、胸が豊かな」ものです。しかし、その理想からはかけ離れた身体を女子プロレスラーはめざします。それなのに、なぜ少女たちは女子プロレスラーに惹かれていったのでしょうか。インタビューをもとに迫る一作です。
今号もてんこ盛りの内容です!ぜひ、お楽しみください。
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