ミツボシ パッて弾けて 流星群

シン・ゴジラ感想  ~新にして 真にして 神~

2016/07/30 00:29 投稿

  • タグ:
  • ゴジラ
  • 映画
  • 怪獣



観てきました
あああああ
テンション上がった

ネタバレありの感想です





賛否あるだろうなという映画
否を並べるのも簡単ですが

やっぱりゴジラ映画が作られ続ける世界の方が素敵なので
私は賛です

盛り上がれ


観ている時の印象は
これは
「ゴジラ」(84)のリメイクというか完全版だなということです

人気のない漂流船から始まる物語
それほど出番の多くないゴジラ
延々と続く大人達の生真面目な会議
ゴジラに対するのは特殊組織では無く自衛隊
都心で一旦行動停止するゴジラ
核ミサイルの発射を巡る緊張感

共通する点が多い




84年版は9年ぶりの復活作で大々的にプロモーションして公開前は大いに盛り上がり
320万人動員のヒットですが
作品単体の評価(スーツの出来も)はあまり高くありません

庵野監督も当時劇場に足を運んで首を傾げたのかもしれません

樋口特技監督が84版時でまだ若手スタッフでその出来に不満があったけど
当時の立場ではどうしようも出来なかった、という旨を(川北監督も同様だった様)以前語っていたので

制作陣からはその時の悶々とした思いを
自分達なりのやり方で晴らしたい、というの(勝手に)感じました


怪獣映画の主要客層である子ども向けの内容では無いのも
ゴジラが出ないシーンが長くて、ヒーロー然としない背広の大人達が退屈で子供達が騒ぎ出すのも一緒

うるせーって思ったけど
自分自身が小学校低学年の時84版観に行って
行く前にめっちゃ楽しみにしてたのにvsスーパーXゴジラが寝た辺りで完全に飽きてしまって
後半は何も覚えてない(何故か「怪獣大戦争
が同時上映されてて、そっちはめちゃくちゃ楽しんだ)のだから責められない





いい意味での怪獣好きを拗らせた庵野ワールドで再構築した現代版ゴジラ(84)
監督馴染みのスタッフ達は

怪獣映画の抑えるトコロはキッチリ抑えてあります


品川襲撃、銀座破壊は基本
EVA的に演出された、対ゴジラ作戦立案、実行シークエンス
長谷川博己の「主役はゴジラ
と弁えた演技も良いです

ゴジラが出てきたら、自分の仕事なんておっぽりだして逃げるよ
でも本多らしいな、警官や駅員がゴジラが現れても真面目に誘導してるんだ
真面目な、いいやつだったんだよ」
黒澤明

核兵器と行き過ぎ驕った人類の科学への批判と自戒

必要なエッセンスは詰まってる


伊福部テーマの入れどころも完璧
作中唯一の咆哮の後の熱戦発射シークエンスのカッコよさに
なんか知らんけど涙出てきた
都市を炎上させるゴジラの何という美しさ、存在感、神々しさ
無能な政治家達を焼き払うカタルシス
荒ぶる神の化身
人智を超えた完全生命体ゴジラ
ここで終わってくれても良かった(笑)








CG中心の画作りに文句言う人もいるけど
円谷監督は強いイマジネーションと
妥協できない演出意図があって『夢を絵に描く』クリエーター
もし健在ならCGもデジタルも使った
どんなツールを使おうと基本的に作り出すのは人間」
川北紘一


10年以上ぶりの復活だというのにまったく古さを感じさせない
ゴジラの飽きの来ないデザインは本当に素晴らしい
正に怪獣王

次はやはり対決ものが見たい




これ実現してください監督



新にして 真にして 神
それが「シン・ゴジラ」


コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事