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【Minecraft】動画投稿者、ファンからウイルス送られデータ全損! パート8

2016/02/27 21:40 投稿

コメント:18

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前回のブロマガをご覧いただいた方、ありがとうございます。
では書かせていただきます。

【訴状】
今回は訴状の内容についてです。
訴状というのは裁判で要求する内容が書かれたものです。訴える人が提出します。
訴状の内容は以下の通りです。

  1. パソコンが破損したことによりその修理代金1万1300円
  2. 動画データが破損したころにより、その修理のための作業費用60万円
  3. PCが壊されたことによる社会的信用が喪失したことによる精神的苦痛50万
  4. 本件訴訟のために必要となった弁護士費用30万

合計141万1300です。140万を超えているので地裁になるんですね。


(1)は見たままです。PCのHDDの交換代金です。レシートが証拠となります。

(2)は作業費用となっています。これはなにかというとMinecraftの建築物やスキンを最初から作り直した。ほかにも必要なMODをダウンロードしたり、動画制作に必要なツールなんかをインストールしたり、動画再開までにかかった時間をお金に換算したものになります。

(3)もそのままです。慰謝料です。

(4)
についてです。基本的に裁判では弁護士費用は請求できません。なぜなら民事訴訟の場合は弁護士不要なわけですから、「請求できるならみんなが弁護士を雇う」ということになりますね。ですが場合や状況によって「裁判費用が認められることがある」そうです。認められると10%らしいです。


この金額にはどんな狙いがあるか
簡易裁判所では慰謝料の請求は難しいわけです。
今回の場合正直なところ簡単に証明できるのは(1)くらいですね。
なので黒岩弁護士は金額を4種類でわけたんですね。

では仮に140万円がすべて慰謝料だとどうなるか。
判決は裁判官の方がジャッジすることになります。すると「修理代は全額は払いなさい。しかし慰謝料は10万円で良い」となるかもしれません。

今回の場合だとどうなるか。こうなるのではないかと弁護士の方は考えました
「(1)は全額は払いなさい。(2)は説明が不足しているので5万円で良い。(3)はたしかに挑発行為があったり、ずっと事件のことを秘密にしていたので10万円ははらってあげなさい。(4)は10%認めましょう。合計で約20万円ノウェさんに払いましょう」
となる、かもしれませんね。

もちろん必ずしもこうなるとは限りませんね。裁判官の方が「でもやっぱりゲームのデータでしょ」と思えば修理代だけの返済で終わるかもしれません。


これが訴状の内容です。名目は「損害賠償請求裁判」です。


【裁判当日】

3月某日、降りる駅は日比谷線、霞ヶ関駅。降りてすぐ目の前が「東京都地方裁判所」。
秋葉原から一本、20分くらいですね。
私の持ち物は筆記用具、それから訴状(のコピー)、準備書面、証拠うんぬん。
格好はスーツです。1万円程度のスーツ、就活をするときと同じような格好でした。もちろん革靴とネクタイも忘れず。黒岩弁護士には「必要なものはとくにありませんので霞ヶ関地方裁判所のロビーでお待ちしております」と言われておりました。とても不安でした。

「裁判所はどうやってはいるんや??」と疑問に思いつつも適当に入る。
私は裁判を受けるから関係者なんか??と思いつつ、とりあえず「一般」ってことから入りました。弁護士以外の方はすべて「一般」から入場するようです。原告も被告もそのほかの皆様も一般みたいですね。そこで手荷物検査と金属探知機にかけられます。手荷物検査は所持品をトレイに乗せられ、バックとともに、たぶんX線かなにかの機械に通されます。書類や身分証明書は必要ありません。というかこの日まで弁護士の方から裁判系の書類をなにももらってないです(訴状のコピーくらいでしょうか。マジで手ぶらです。)

一般から入場

「ピーーーーーーーーーーー」
そして金属探知機をならす。
ノウェ「なんで!?携帯も小銭もペンも全部トレイに乗せたのに!」

警備員「はい、じゃあこちらで検査しますねー」


「ピーーーーーーーーーーー」


警備員「ベルトのバックルですねー」


ノウェ「あぁ、すんません・・・」

ロビーはめちゃくちゃ広いのでとても恥ずかしかったです。
ちなみにこれから5回通うことになりますが、毎回ベルトのバックルで金属探知機を鳴らしていました。2回目からは恥ずかしくなくなりましたね。
手荷物検査と金属探知機を終えます。時間にして30秒くらいです。
けっこうな人の量でした。金属探知機と手荷物検査で常に4~5人並んでいる状態でしたね。流れ作業です。
地方裁判所のロビーはかなりの人がいました。50~60人はいましたね。
毎回必ずと言っていいほど中学生がいました。社会科見学でしょうか?
と、かなり早くついてしまいました。私の裁判は10時からでしたが、確か9時には現場にいました。はやいですねー。

ノウェ「俺の名前でも探すか~」

裁判所の巨大なロビー、その中央、受付台にはファインダーがたくさんおいてあります。
そこには今日やる裁判がすべて記入されてあります。当然私の名前もあるだろう、と思ったけど、これすげぇ人だかりなんですね。もうむちゃくちゃ人だかり。こんなん見てどうすんだよ、なにがおもしろいんだよwってくらい群れてる。マグロの試食コーナー、あんな感じです。
ファインダーが常に机ない。ファインダー待ちの人が大量にいる。40人くらい右往左往してる。

思い出になるかと思いましたが、あきらめました。
適当に時間をつぶし、10時前に黒岩弁護士がロビーのほうに見えました。
挨拶もそこそこに本題。
ノウェ「今日はどんなことをするんでしょうか?」

黒岩弁護士「今日は訴状の読み合わせと次回の日付決めるくらいであとはとくにないですねー」


釈然としませんねーwとりあえず時間ですので出廷。
エレベーターで6階へ。驚きました。
エレベーターを降りると・・・だーれもいません。降りる人も俺と黒岩さんだけでした。「ここ工事中じゃね?」ってくらい静かでした。あとやけに暗い。そしてやたら左右に長い廊下。右を見ても100m、左を見ても100mくらいありました。両通路には部屋がある感じです。
もうお分かりかと思いますが、たぶんこの6階にはみなさんが考える「THE裁判」の部屋が数十室あるんですねー。調べてみると地方裁判所の4~8階には12部屋、「THE裁判する部屋」があるみたいです。4階*12部屋なので48部屋ですね。すっごいひろいですね。
建物は14階建らしいです。私も6階のとある部屋で、裁判が始まるんです。



中はこんな感じです。すでに人が5~6人いました。
今日はこの部屋で数件、裁判をするのでその人たちなのでしょう。

10:00:ノウェ
10:15:だれだれ
10:30:だれだれ
10:45:だれだれ


こういう時間割でしたね。入っていた人たちは見学者ではなく、どこかの時間の弁護士さんか原告、被告、または家族なのでしょう。


黒岩弁護士「ほな、入りましょうか」
黒岩弁護士に言われ、柵の中にはいります。
見ればわかりますが手前に椅子が15人分ほどあり、左にゲートがあります。
そこから入りました。すぐ近くに机があります。そこにはノートが乗っており、そこに本日の裁判、人の名前が記入されており、自分の名前に「○」をつけます。えんぴつでね。

私の場合

「損害賠償請求」

原告:ノウェ 
代理人:黒岩 


被告:S氏父

てな感じですね。これに鉛筆でまるをつけます。
あの絵でいうと、原告は左、右が被告。私は左ですね。
ってまてよ。


被告に弁護士いねえwwww
そうです・・・弁護士雇わなかったんですね・・・
時間になり、相手が現れました。被告はS君の父親ですが、格好のほうは普段着にカバン・・・カジュアルな格好でした。
公開裁判なのだからスーツ着てくればよいのにと思いました。私も黒岩さんもスーツでしたしね。(結局最後までスーツは着てきませんでした。)
10時になると、裁判官が出現します。裁判官座るところに扉があり、そこからスポーンします。
出てきたのは男性2人、女性一人。裁判官の左右に座ります。裁判長以外誰なのかはわからん。秘書なんでしょうかね?
裁判長が来たら起立します。私も黒岩弁護士も、見学者もみんな起立をします。

裁判官「え~それでは○○を始めます」


裁判官の方は白木裁判官さんとでもしましょう。


白木裁判官「では○○○の損害賠償請求裁判をはじめます。」

白木裁判官「ノウェさんで間違いないですか?」

ノウェ「はい、間違いありません。」

白木裁判官「この・・・作業代というのは・・・ゲームのデータがですか?」

ノウェ「あー、はい、データが消えたので作り直し・・・それの作業代が60万円です」

白木裁判官「この金額にどんな根拠があるんですか?」

ノウェ「へぇ???・・・・・・・・・・・(黒岩さんちら見)」

黒岩弁護士「それについては次回、用意して提出します。」


白木裁判官「そうですか。」


S氏父(不敵な笑みを浮かべている)

そんなことを1~2分やりとりしました。
第一回目は訴状の読み上げだけ、というのは大体あってますね。
もうみたらなんとなくわかると思いますが、裁判官の方はあらかじめ私の訴状と内容を理解してくれているんですね。「訴状の読み上げ」と言っていましたが、すべてのページを読むんじゃなみたいです。

裁判官「それでは被告には和解の意思があるようなので、次回は14階の**会議室になります。日付は一か月後の、午後14時とします。いいですか、S氏父さん、次回はこの部屋ではありませんからね。」



S氏父「はいわかりました。」

裁判官「では。。」

これで初日は終わりました。
次回の場所は口頭で伝えられるんですねw
時間でいうと15分でしたねw仕事休む必要あったんでしょうかw

また「次回からは会議室」と述べられています。
初公判は公開裁判でしたが、次回以降会議室になりました。これは書いている通り「和解」を目指しているものだからでしょうね。公開裁判ではなくなりました。
また相手の父親と初めて対面したわけですが、終わった後「ちょっとお話しいいですか?」というのはありませんでした。これすごい非常識じゃないですかね。本当に「こんな裁判www」と思っていたんでしょうね。終わってすぐ帰っていきました。


【質問】


という質問がありました。
安いんじゃない?メーカーに請求したら5万くらいだし、最初に「11300円」にしちゃったらもう請求できないじゃん!というような質問です。

まず、書いてある通り11300円は実際にかかった金額です。HDDを交換しました。
レシートが証拠になります。

じゃあなぜ「HDD交換は11300円でしたが、メーカーで修理したら5万くらいです。払ってください」としなかったのか。まず・・・私は5万円の修理を行っていない、ですね。
なので請求するのはおかしくね?っていうことで請求してません。(自分が納得できないので請求してない、という意味です。)
ん~、なんというか「かもしれない論」とでもいいましょうか?そういうのって、請求すべきじゃないかな?と思います。(主観)
たとえば「今回は11300円でした。が、量販店までのタクシー代、メーカーでの修理代、合計7万円は超えると思うので、7万円。あと慰謝料もお願いします」
このくらいかかった、かもしれないから請求する。というのは私なら「なにそれ?修理代はわかるけど納得できんわ。」と思います。やっぱこう、自分が納得してないことを、相手に要求できないじゃん??(笑)

結論をいうと「存在しないものは請求すべきでないと思った(慰謝料と復旧は浪費しているものがあるので請求をする)」です。答えになっているでしょうか。


ちなみに裁判でこういうことを請求するとどうなるでしょうか?
たとえば

今回は11300円でデータの復旧を行ったがこちらの業者で復旧作業を行った場合、39,800円である。であるが、こちらで記載されている金額は最安値であるため、今回は50,000円をHDDの復旧代として請求する。
と、裁判で説明したらどうなるか。
全然ありだと思います。
こういう具体的な金額があればとても良いでしょう。また実物の見積もりがあったらなお良いでしょう。

「じゃあノウェさんはなんで今回の裁判でやらないの???」

まぁ・・・やってない以上、説明のしようがないです。


はぁ???ノウェあほやんwwwやったほうがいいならやれよwww
今回は「HDDの費用請求」ではなく、「ゲームデータの作業代請求」ですので、ここを徹底的に説明するより、ゲームの作業代を徹底的に説明したほうが効果的だと判断したのでしょうね。
ということです。

次の質問




訴訟費用の申立てしたん?って質問ですね。
えっと結論から言うとしてないです。
みなさんご存知かと思いますが、裁判の費用は負けたほうが払います。
ご存知ですよね。しかし、請求しなければ、払われません。
裁判が終わった後にそういう請求をしたんですか?という質問です。
なんでしないの???ノウェあほやんwww

この訴訟費用についてはですね、基本的には裁判官が判決の中に書いてくれます。
私の場合ですと、白木裁判官に「ノウェさんは訴訟費用は自己負担でお願いします。いいですか?あとから請求できませんからね」と言われたわけです。そこで「はい、わかりました。」と口約束をし、判決の書類の中に「訴訟費用は原告負担とする。後日請求はしない。」と書かれ、終結します。
なので請求はしていません。できません。

ちなみに上でも書いてありますが
基本的に裁判では弁護士費用は請求できません。
民事裁判は弁護士不要ですからね。

そもそも私も含め勘違いしてる人が多いと思うんですが
弁護士費用=訴訟費用ではない
です。だから判決に訴訟費用の請求について、裁判官がなにも触れなかったからといって
「おいwwwお前敗訴したんだから俺の訴訟の費用、弁護士代15万払えよwww」
はできません。

じゃあ訴訟費用ってなんだよ
まずこちらをご覧ください。


パート6の記事です
実は訴えるのに絶対に必要なのは2つです。
金と、住所です。
これは絶対必要です。国もタダで裁判はやってくれません。
具体的には・・・忘れたけど私は2万円払いました。たしかね。
この2万円が「訴訟費用」であり、基本的に敗訴した人が払うことになります(たいてい判決でどうなるか書かれる)


訴訟費用2万円なににつかうの?
正直よくわかんないですが、印紙代とかと言われてるみたいです。
裁判所に提出した書類は被告の家に郵便しなければいけないので切手代ですね。
なので裁判するときに切手代を前払いしておく・・・これが訴訟費用です。
2万円で足りなかったら、また払うものです。
なので私はこの2万円は判決で「請求できなくなりますよ」といわれ、「はい」と答えました。以上です。(訴訟費用の説明間違っていたらすみませんw



次の質問



私は内容証明について「内容証明郵便とは、郵便局が確実にとどけました、と証明してくれる郵便です。」と説明しました。
が、この方のおっしゃる通りで、郵便局が原本をコピーし、「この内容のものを届けた」と証人になってくれるサービスです。

・・・とこの方に対して完ぺきな回答が寄せられていました。



内容証明は相手が読んだのか、読んでないかは重要ではなく、「届けた」ことが重要になります。(俺は話し合いで解決したいんや!という意思表示)
私も内容証明を出し、「相手が受け取った」ことは確認できますし、郵便局も「相手が受け取った」と証人になってくれます。
しかし「相手が確実に内容を読んだ」ことは郵便局は証明してくれません。
なので私は「届いた」ことはわかるんですが、相手が私の出した請求書を読んだかは、今でもわかりません。すこし説明が不足していて申し訳ありませんでした。

今日のところは以上です。

【次回:基本知識2
次回はまたしても基本知識です。しかしすごくためになるので、必見です。
ブロマガ自体はすでにパート11まで書き上げているのですが、「質問」についてはあとがきになっています。なのでいままで解説してきた内容がまた解説されているかもしれません。重複していてもそのままの投稿になります、ご了承ください。

【見やすいマイリスト集】

コメント

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No.17 (2016/03/03 21:08)
いくら相手に非があっても、いざ自分が追求する側になったら骨の髄までしゃぶることはできないと思う。
情けが生じるかもしれないし、冷血に徹しようとする自分に恐ろしくなるかもしれない。

そういう意味では、訴訟費用の自己負担とかは逆にリアルに感じた。
レラ
No.18 (2016/03/05 03:55)
あ、この記事を見て今更気づいた
弁護士さんが訴訟費用140万にした理由の一つに、相手に弁護士を雇わせないって狙いもあったんだ
被告が弁護士を雇った場合、どうあがいても被告が損をする計算になるやんこれ
黒岩弁護士、さすがプロだわ
レラ
No.19 (2016/03/05 03:59)
それにしても、記事に取り上げてもらえるならもうちょっと推敲すれば良かったw
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