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【マギカロギア】夢の羽音【シナリオ配布】

2018/06/04 21:24 投稿

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〇はじめに
『魔導書大戦RPG マギカロギア』のシナリオ「夢の羽音」のシナリオシートです。
”概念崩壊卓”、第一話:sm31195262のシリーズにて使用したキャンペーンシナリオを、単発で回せるよう改変したものとなります。

〇シナリオ概要

プレイヤー人数:4人
リミット:3サイクル
レギュレーション:大判基本ルールブックに沿って作成していますが、魔法の編成を変えれば旧版ルールでも回すことは可能です。


・背景

 とある事件をきっかけに、すれ違ってしまった<愚者>と妖。先送りにしてきた問題は、忍び寄った禁書の魔の手によって、ついに眼前へと突きつけられる。九州の神佑地”日子山”を舞台に、”物質が水晶化する”という魔法災厄を引き起こす禁書との戦いの中で、魔法使いたちは二人の行く末を知る。


・禁書『語りかける水底の水晶』

 周りの存在に働きかけて物質を水晶に変える力を持ち、人でさえも心の不安に働きかけて水の中に誘い込んで過去の思い出の中に閉じ込め、底に沈むただの水晶へと変えてしまう魔法災厄を引き起こす禁書。



・あらすじ

 最近のパワースポットブームで有名になった九州の神佑地、”日子山”で魔法災厄が発生した。そこに派遣された魔法使いたちが見たのは、徐々に侵食されつつある山と、未来に悩む<愚者>と若き妖の姿だった。
 決めなければならない。自分はこれからどう生きるのか。……あのひとにどう生きてほしいのか。



・導入フェイズ

 このシナリオでは、まず<大法典>で分科会を結成した後、PCたちは各自のシナリオアンカーと個別に導入を行う。
 遥と辻雷蔵は魔法存在に当たるため、GMは「世界からの阻害」に配慮しつつ、PCにシナリオアンカーを割り当てること。また、遥をシナリオアンカーにするPCは、遥と以前からの知り合いであることが望ましい。
 季節は夏休みの時期を想定している。


導入:分科会結成

 PCたちが<大法典>の上司に呼び出され、分科会を結成するシーンである。
 上司は、神佑地”日子山”周辺で魔法災厄が確認されたこと、魔法災厄の概要、禁書の名前をPCたちに伝え、その禁書を回収してくるように命じる。神佑地という土地柄、早期の解決(3サイクル=3日)を求められるだろう。PC同士の自己紹介と上司への事前情報に関する質問を終えたら、PCたちに九州へと移動してもらい、シーンを終了する。


導入:夏目史秋

 PCが夏目に出会うシーン。夏目は基本的に学校の図書館か山の中のお絵かきスポットにいる。具体的な場面はGMかPCが決めること。
 夏目に対して話しかけると丁寧に答えてくれるものの、どこか表情が暗いことが分かる。それを指摘すると「実は、今すこし進路について悩んでいるんです。この町を出るのか、このまま残るのか……」と、軽くぼかしつつ答える。また、山の異変については何も知らないが、日子山の伝承には詳しい。この神佑地の主神は日子山神宮で祀られていること、その主神の一番の眷属は高澄神社に祀られている”頼全坊”という大天狗であるということを教えてくれる。PCは彼に対して【運命】を1点獲得する。属性は自由に決めること。


導入:遥

 PCが遥に会いに行くシーン。遥はいつも高澄神社にいる。また、人目に触れることを好まず、いつも愚者には見えない妖の姿(和装で背中に青い羽が生えている)を取っている。PCが遥と知り合いであるならば、久しぶりに挨拶をかわしに行くシーンとなるだろう。
 遥は目に見えて疲れている。聞けば、最近参拝に来る人が増えたため、参拝者の守護や環境の変化によって落ち着かない動物たちをなだめるのに苦労しているのだという。また、日子山の方でなにやら異変が起きているという噂は聞いているが、詳しいことは知らない。目の前の仕事に打ち込むので精一杯のようだ(実際は夏目との関係をどうするのかで頭が一杯なので他を気に掛ける余裕さえない)。PCは遥に対して【運命】を1点獲得する。属性は自由に決めること。
 遥は役目柄、警戒心が強いため、魔法使いたちに対しては塩対応をすることが多いが、彼をシナリオアンカーにしているPCに対してはひそかに信頼を寄せている。


導入:秋津景斗

 PCが秋津に出会うシーン。早朝もしくは夕方にPCが出歩いていると、どこからか走ってきた秋津が息を切らしながら話しかけてくる。「すんませーん! さっきうちのご近所さん家の犬が脱走しちゃって。丁度犬がダッシュで逃げてくところを見たから、全力で追っかけてきたんすけど、さすがに追いつけなくて……。こっちで見かけませんでしたか?」
 PCは彼を手伝ってあげてもいいし、そのまま犬は見ていないと言って立ち去ってもいい。ちなみに彼は、山の異変については何も知らず、なんか最近は観光客が増えてるらしいということぐらいしか知らない。PCは秋津に対して【運命】を1点獲得する。属性は自由に決めること。


導入:辻雷蔵

 PCが辻と出会うシーン。PCは、上司から山については辻という人物が詳しいから話を聞いておけ、と言われたため会いに来た。辻の正体は頼全坊天狗神だが、【秘密】で明らかになるまで愚者のふりをしてPCたちと話をする。その理由は、彼が人の営みの中に溶け込んで見守ることを好んでおり、また外敵から身を隠すのに都合が良いからである。魔法使いたちに対しても、むやみに正体をさらすような真似はしない。
 辻は山の異変についてよく把握している。山の木々が枯れ、水晶のようなものに変質していっていること、それは奇病のように段々と山全体に広まっていることなどを教えてくれる。また、山の伝承などについても詳しく、夏目が知っていることに加えて、日子山は星との結びつきが強い神佑地であり、この山で流れ星に願いをかければ道が開ける、という伝承があることを教えてくれる(後で”異境”へ行く際に星の魔素が必要となることの示唆)。PCは辻に対して【運命】を1点獲得する。属性は自由に決めること。



・シナリオの展開

 1サイクルを大まかに1日とする。

 サイクルの経過による憑依深度の上昇は無いが、2サイクル目の最後に断章<水底>の【秘密】の効果によって夏目が死亡した場合、”即座に死亡扱いにはせずに憑依深度4の状態として扱う”という特殊処理を行うため、注意すること。

 クライマックスフェイズへの突入条件は「断章を全て回収する」ことである。リミットである3サイクルの経過よりも先にこの突入条件を満たした場合、PLが望むのであれば、PCは突入ボーナスを得ることができる(旧版ルールの場合はそのままリミットまでメインフェイズを続行する)。



・マスターシーン

マスターシーン1…夏目史秋が断章<水底>による運命変転”挫折”を二度受けてしまったとき

 夏目は何かに誘われるように、日子山の中にある小さな湖へとやってきた。湖面は穏やかで鏡のように空を映し取っている。このままこの湖の底で、ずっと空を眺め続けていられるのなら、なんて幸せなんだろう。湖面に映った夏目の顔が笑った。そのまま促されるようにして伸ばした夏目の手を湖面に映った夏目の手が掴む。そいつはそのまま夏目を水底へと引きずり込むと、入れ替わりにずるりと湖面から出て行った。夏目は水底に沈んでいく。そこにはもう、魂は残っていなかった。

 GMは夏目史秋の憑依深度が4になったことを宣言する。断章が憑いている間はまだ生者として扱うが、断章を回収すれば夏目史秋の体は即座に水と化し、その場に水たまりを残して消える。この時、夏目をアンカーにしているPCは疵を受ける。


マスターシーン2…遥に異境”日子山上宮”への行き方を尋ねたとき

 遥に事情を説明すると、「分かった。だが、俺程度の身分では勝手に御神域へと参ることはできない。代わりに俺の師匠を連れてこよう」と言い、羽ばたいて空に消えていく。そうしてやってきたのは、鷹のように見事な翼を広げ、修験者の如き装束を身にまとった、辻雷蔵その人であった。辻雷蔵の秘密その2を公開する。

 彼はPCたちに魔法門を開く条件を提示する。それは、代表者が”日子山”と運命を結び、異境へと渡る人数分の星の魔素を日子山に献上するか、代表者が一人真の姿を解放してその誠実さを示すか、である。前者を選んだ場合、代表者は判定無しに即座に事件表を振ることができる。後者の場合は、真の姿を解放したPCとそのPCが選んだもう一人のPCしか行くことはできない。

 条件を達成すると、頼全坊は大きな竜巻を起こし、異境へ行くPCたちを雲の上まで吹き飛ばす。異境”日子山上宮”の世界法則は【不干渉】と【召喚阻害】、シーン表は「内面世界シーン表」を使用する。基本的には常に輝く太陽の下、神の住まう厳かな神宮が鎮座している世界だが、この世界を覆う雲は訪れたものの心を映し、様々な姿に変化する。

 


・その他のイベント

1、秋津景斗の調査判定に成功したとき 

 秋津景斗の秘密を調査し終わると、調査者は森の影から何かの視線を感じる。どうやらこちらに敵意を持っているらしく、小さな唸り声のようなものも聞こえてくる。やがてその不穏な影は木々の合間に消えていった。

 GMは、ハンドアウト:謎の影を公開する。


2、断章<水底>に戦闘を挑むとき

 夏目の憑依深度が4になっていない限り、断章<水底>との戦闘に遥が立会人として参加する。魔法は使用せず、防御プロットは1d6を振って行う、もしくは立会人として参加していないPLが代わりにプロットを行うこと。


3、断章<水底>を回収したとき

 夏目の憑依深度が4でない場合、魔法戦が終了すると、夏目はぐったりと気を失う。遥は夏目が無事であることを確認すると安堵の溜息をつき、PCたちに「何か困ったことがあれば相談してくれ。この借りは必ず返す」と言って立ち去る。この時夏目が目を覚ますまで遥を捕まえておいて無理やり会わせようとしても、「猶予をくれ。せめて、お前たちが禁書を回収してしまうまでは。きちんと自分の気持ちに向き合うから、もう一度しっかり考えさせてくれ」といって意地でもシーンから退場する。エンディングになるまでは決して会おうとしない。夏目史秋の秘密その2を公開する。

 夏目の憑依深度が4だった場合、断章が回収されてぐらりと倒れそうになった夏目に遥が手をのばすと、遥の腕の中で夏目は水と化して消える。しばらく呆然と立ち尽くす遥だが、やがて膝から崩れ落ち、喉が潰れてしまうほどに慟哭する。日本三鳴鳥に数えられるオオルリの化身である彼から、美しく高らかな声を聴くことは、二度と無い。


4、魔法戦でさび丸に勝利したとき

 力尽きたようにムササビの姿に戻り、ぺしゃんと地面に伏せる。勝利者は断章<語り>を手に入れることができる。

 「けいと、けいと、おれ、もっと、つよく、つよく…」と呟きながらぽろぽろと涙をこぼす。勝利者がさび丸に止めをさせば、彼は消滅する。そのまま放っておけば、より秋津への執着を増した彼は秋津の元へと戻り、今度は怨霊に近い形で憑りついてしまうだろう。彼に足りないのは知識と正しい力の使い方である。誰かが<大法典>にお持ち帰りするか、遥や頼全坊に託すかすれば、いずれ立派な守り神へと成長するかもしれない。


5、断章<水晶>を回収したとき

 異境にて断章を回収すると、足元の雲が一部晴れ、常に燦然と輝く異境の太陽の光が天への梯子となって元の世界と異境を繋ぐ魔法門となる。異境にいるPCは任意のタイミングで異境から帰ってくることができる。魔法門の使用にシーンは消費しない。



*エンディング処理*

1、夏目が”挫折”の運命変転を受けてない場合

 エンディングでは、遥がついに意を決して夏目に会いに行く。夏目は遥と会えたことでこの町を出ることを決心する。一方遥も夏目の決意に触れて、夏目との縁を切ることを決める。遥は、次は何があっても夏目を守り通すだけの力を身に着けてみせるから、いつか、夏目が夢を叶えて帰ってきたときには、もう一度隣にいさせてもらえないかと夏目に請う。それを了承した夏目は、遥に関する記憶を全て未来に預けて約束を交わす。またいつか、再びこの地で出会えることを願って。


2、夏目が”挫折”の運命変転を受けている場合

 遥は夏目に会いに行く。夏目は遥に、高校を卒業した後もこの土地に残ることを告げる。遥は、何となく素直に喜べない気持ちを感じつつも、これからも夏目と一緒にいられることに安堵する。種族の垣根を越えた彼らの友情は、今後もずっと続いていくことだろう。


3、夏目が死亡している場合

 夏目が憑依深度4になって死亡した場合、遥は山の中を捜しまわり、とある湖の底から小さな水晶の欠片を拾い上げる。それを大事に大事に握りしめると、青い翼を空に広げ、どこか遠くへと飛び去ってしまった。その後、彼の行方を知る者はいない。遥をアンカーにしているPCは、遥をアンカー欄から削除すること。

 夏目が上記以外の理由で死亡した場合、その原因がPCにあるならば噛みつく勢いで食って掛かる。しかし、感情のまま魔法戦を挑むような真似はしない。ただただ自分の無力さを嘆き、しばらくはひどくふさぎ込んでしまうだろう。その後はPCたちの働きかけと状況次第だ。例えば、もし頼全坊がさび丸を預かっているのなら、遥もまたさび丸を熱心に指導し、己も鍛錬を重ねて強くなっていく。きっと時間はたくさんかかるが、いつか夏目の死を自分の一部として飲み込める日が来ることだろう。


4、PCが特に遥に対してアクションを起こさない場合

 PCたちが何もアドバイスなどをしないならば、遥はこのままずるずると夏目との運命を結んだまま過ごしていく。夏目は心に引っかかりを覚えたまま何となく地元に就職して、またいつか遥に会いたいなぁと思いながら暮らしていく。そうしていつか夏目が人生を終える時、彼らの関係もまた緩やかに終わっていくことだろう。



・NPCのハンドアウト

秋津景斗(あきつけいと)

【人物】
大学が長期休暇中のため、日子山の麓にある祖父母の家に帰省しているバスケ好きの大学1年生。高澄神社や日子山神宮までランニングがてらお参りするのが日課。正直インスタ映えという概念をいまいち理解できていないのが最近の悩み。

【秘密】
彼は重度の巻き込まれ体質を持っている。そのため彼は断章<語り>に憑依……されていたが、すでに誰かに回収されているようだ。

 巻き込まれるのは厄介事が大半。それでも面倒見のいい彼は、大体最後まで付き合ってくれる。そのため周りの信頼も厚い。良い人であるのは間違いないが、如何せん不運な面が目立つ不憫な子である。

願い事:「一回でいいからおみくじで大吉を引いてみたい」


辻雷蔵(つじらいぞう)/頼全坊(らいぜんぼう)

【人物】
日子山青少年自然の家の館長。自然について造詣が深く、日子山とその近辺の自然保護や水質保全に尽力している。自然教室に来る人たちとキャンプファイヤーや天体観測をして過ごす時間が一番のお気に入り。

【秘密】その1
日子山周辺の木々の水晶化について調査した結果、どうやら頂上の日子山上宮付近から徐々に広がっているようだ。HO「日子山」を公開する。また、彼には星の恩寵が降り注いでいる。星の魔素が2つ発生する。

【秘密】その2
彼の正体は高澄神社の御祭神、頼全坊天狗神である。心の迷いを打ち払い、その人が強く望む先へと導くことから、勝利・失せもの探しにご利益があるとされる。異境である日子山上宮への魔法門を管理している。


実は九州全ての天狗を統括しているほどのかなりの大妖怪。弟子は本人の好きにやらせてのびのびと育てる主義。座右の銘は「何事も経験である」

願い事:「日子山に不法投棄をする者を罰してほしい」


夏目史秋(なつめふみあき)

【人物】
地元の高校3年生。小さいころは一人で山の神社に遊びに行く少し変わった子だった。今でも彼は受験勉強の息抜きに風景や野鳥の絵を描きに山へ来ている。地元で就職するか、ここを出て芸術の専門学校を目指すか、進路に悩んでいるようだ。

【秘密】その1
彼は山守である遥と縁があるため、神佑地の力を狙う断章や怪異たちに狙われている。現在は断章<水底>に憑依されている。この断章が回収されていない場合、各サイクルの終わりごとに運命変転、”挫折”を受ける。

【秘密】その2
彼は遥が普通の人間ではないことを知っている。以前、山で何故か急に頭が痛くなり、倒れてしまった時、青い翼を広げた遥が何かと戦っているのを見たような気がするのだ。それ以来、遥が姿を見せてくれないので、自分のせいで何かあったのではないかと心配している。このまま会えないままで町を出るのはひどく心残りだ。


もしこの夏が終わるまでに遥に出会えたら、夢を追いかけてみよう、と願掛けをしていた。一度心を決めれば最後まで貫き通せる芯の強さを持っている。遥の正体が何であろうと、ずっと大切な友人だ。

願い事:「遥ともう一度だけでも会えますように」


遥(はるか)

【人物】
一見すると普通の青年だが、その正体は日子山周辺にある高澄神社の大天狗に仕える山守りの妖。オオルリの化身であり青い翼を持っているが、右の羽が少し折れ曲がっている。最近は少々お疲れ気味な様子。

【秘密】
彼は夏目と“運命”を結んでいる。夏目とは小さい頃からずっと、正体を隠しつつも一緒に山で遊びながら育ってきた。彼の右羽の傷跡は山を狙う怪異から夏目を庇った時に負ったものだ。それでも守り切れず、夏目に怪我をさせてしまった彼は、その時以来自分の力量不足を思い知り、夏目と縁を切ろうとしているが……。


夏目とそう歳は変わらないまだまだひよっこの妖。越冬し損ねて凍えていた所を頼全坊に拾われた。人の言葉をよく聞き、直面した出来事を受け止め、経験として飲み込むができる器を持っている。どんなに離れていても、夏目は大切な友人だ。

願い事:「夏目が悔いのない決断をできますように」


日子山(ひこさん)

【概容】
古来より、神の山として信仰されていたため、非常に霊力の高い土地となっている。力の中心は“異境”にある日子山上宮。そこへの行き方は主神の上位の眷属しか知らない。また、このハンドアウトの秘密は異境:日子山上宮に行かなければ調査できない。

【秘密】
断章<水晶>に憑依されており、封土となっている。よって、最初から元型“翼の騎士”を召喚している状態で戦闘が開始する。もしこの秘密が公開されないまま宿主である日子山に戦闘を挑んだ場合、天罰が下り、戦闘を挑んだ者は魔力が2点減少する。

福岡県と大分県にまたがって存在する英彦山をモデルにしてつくったフィクションの神佑地。実在する人物、団体、地名とは一切関係ありません。それはそうとして、英彦山はいいぞ。

願い事:「日子山に捨てられたゴミを拾って綺麗にしてほしい」


謎の影

【人物】
秋津景斗から断章の回収を行った人物。少なくとも魔法存在であることは間違いない。

【秘密】
この影の正体は野衾という妖怪だ。名前はさび丸。魔法名は“空飛ぶ座布団”(フライング・クッション)。禁書によって水晶化した木に足を滑らせて落っこちた所を秋津に顔面キャッチで助けてもらった。そのため、非常に秋津に懐いており、幼いながらも必死に秋津を守ろうと、秋津に関わるものに見境なくに牙をむいている。この人物に魔法戦で勝利しない限り、断章<語り>を入手することはできない。


 まだ生まれて1年ほどしか経っていないちびっこ妖怪。素直で一途で無邪気。神佑地の力をいっぱいあびて生まれたので、潜在的な力は強いがその扱い方には慣れていない。人間の姿にもなれるが、気を抜けばすぐ耳としっぽが出てしまう。妖怪の姿の時でも人間の目には普通のムササビとして映っている。遥とは正反対に気持ちだけが先走って空回りをしている様子。

願い事:「けいとといっしょにあそんでみたい」



・NPCのデータ

断章<水底>
夏目史秋に憑依している。
初期憑依深度:2
攻:4 防:2 根:3 魔力:6 領域:星

魔法:【堕落】≪怠惰≫、【分身召喚】

特技:≪雨≫≪怠惰≫

人を水辺に引き寄せて、底まで引きずり込んでしまう断章。水面に映った宿主の姿を写し取り、そのまま魂まで取り込んで成り代わってしまうことも。姿は宿主を閉じ込める水の檻。


断章<語り>

秋津景斗に憑依していたが、さび丸に回収される。
初期憑依深度:-
攻:3 防:4 根:3 魔力:5 領域:星

魔法:【妖革】【還送】≪異界≫

特技:≪異界≫

人の心に語り掛け、奥底の不安や後悔を掻き立てて意識を内面へと向かわせる断章。姿は宿主の左側の耳元で囁く特定の形を持たない悪魔。


断章<水晶>

日子山上宮に憑依している。封土の効果で召喚できる元型は翼の騎士。封土に関する旧版と新版のルールの違いに注意すること。
攻:3 防:3 根:3 魔力:5 領域:星
魔法:【模写】≪黄金≫、【黒本】

特技:≪水≫、≪黄金≫

周りの物質に働きかけて水晶へと変えてしまう断章。生物も水晶へと変えることができるが、無生物に比べて進行速度は遅くなる。姿は水晶でできたゴーレム。


禁書<語り掛ける水底の水晶>

攻:4 防:4 根:3 魔力:16 領域:星


魔法名:“先陣の翼”
攻:3 防:3 根:3 魔力:6 領域:獣
魔法:【緊急召喚】、【魔剣召喚】≪風≫、【武勇】、【飛行】≪翼≫、【曼華鏡】
特技:≪鱗≫、≪翼≫、≪風≫、≪追憶≫、≪祈り≫
魂の特技:≪千里≫

呪圏:爽やかな風が吹く空

真の姿:鳳凰(防御強化)


さび丸 
断章<語り>から一時的魔力を3奪っている。魔法戦を行う時は【魔剣召喚】と【獣化】に魔素が1つずつチャージされている状態から始まる。

魔法名:“空飛ぶ座布団”
攻:3 防:2 根:2 魔力:6(9) 領域:獣 
魔法:【緊急召喚】、【魔剣召喚】≪情熱≫、【獣化】≪叫び≫、【覚醒】
特技:≪天空≫、≪血≫、≪叫び≫、≪情熱≫
魂の特技:≪鎮守≫

呪圏:鎮守の森

真の姿:黒い影となって巨大化(攻撃強化)


※動画の際に登場した式守陽向、佐藤マシュー、戦場ヶ原護、雪村ハウルは登場しません。また、佐藤マシューの代役として新規キャラのさび丸が登場します。

※二次配布、自作発言はご遠慮ください。

※改変は自由にしていただいて構いません。

※質問などがありましたらこちらまで→twitter @heisuke_trpg


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